6.9℃とやや冷えこんだ朝、開いたシャッターからの陽の光で目が覚めるも、
徐々に雲が覆い始め、昼前からは薄雲で覆われ、薄日が差し込んむ。
日本海にある低気圧から伸びる前線の影響で明日午前中ににかけ、湿暖な大気
が流れ込み、小雨が降る所もあるという。
11時半、19.1℃、42%
今日の誕生日の花は「ハナニラ・花韮(アイフェイオン)」Spring star flower、
春に藤青色からピンク、白の星形の花を咲かせる。
アルゼンチン原産の多年草となる球根植物で、明治時代に園芸植物として導
入も、丈夫で手間いらずなことから逸出して帰化植物となり、現在は生態系
被害防止外来種リスト「総合対策外来種」 となっている。
形態は地下に径1.2~2㎝の卵形で乳白色の鱗茎をもち、葉は長さ10~25㎝の
線形で地面に広がり、高さ20㎝までの花茎を伸ばし、先端に花を1個つける。
和名の由来は、葉にニラ臭があることからで、ヒガンバナ科ハナニラ属、
よく似た食用のニラはネギ属で別属です。
花言葉の「悲しい別れ」 は、憂いを秘めたような青みを帯びた白い花色が、
物悲しい印象を与えることに由来するといわれる。
淡い紫をした6枚の花びらをもつ
また1903年のこの日、愛媛出身の夭逝の天才俳人「芝 不器男」の誕生日で、
生誕120年です。
名の「不器男・ふきお」は、父が論語の「君子不器・君子ハ器ナラズ」からで、
意味は”人間は一つの器にとどまらないで、全人的完成をめざすべきである”
芝不器男記念館HPより
1923年頃から句作し始め、1925年秋に吉岡禅寺洞の「天の川」1月で流星の
如く巻頭を飾り、「 ホトトギス 」で下記の入選句で高浜虚子に激賞された。
『あなたなる夜雨の葛のあなたかな』 不器男
1930年2月24日に、句歴4年にして享年27歳で流星の如く夭折する。
悲しい別れですね。
この季節の名句はというと・・・
『 椿落ちて色うしなひぬたちどころ 』不器男