終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

自分で外構をやっちゃうその4

2015年08月29日 | 外構工事は自分で

コンクリートブロック囲い兼土留作りも仕上げ塗りとなった。ここまでくればもう少しと思うが、塗り材の色調整が難しいのだ。狙った色を作れるかが成否を決する。

ブロック塀専用塗り壁「匠の壁」には色の種類が選べるようになっているが、欲しい色になるかは塗ってみないと分からない。色粉を用意して微妙な色調整をした。

コンクリートブロック囲い兼土留作りの仕上げ塗り
接着力を強化するために「ハイモルエマルジョン」を下地全体にブラシで塗る。 上塗り鏝模様付け仕上げの準備完了だ。使用材料はブロック塀専用塗り壁「匠の壁」。
「匠の壁」粉末、A液、B液、顔料1袋 合計10kgセットが2組入って標準施工面積5㎡前後仕上げられる。下塗り分と上塗り分(鏝模様付け)各々必要だ。 左から田中石灰工業株式会社の顔料カラーY-10、タナクリーム天然顔料リモーネと「匠の壁」顔料マンゴウカラーの三色を混ぜて調整した。
「匠の壁」A液、B液、顔料マンゴウカラー1袋を混ぜた。 「匠の壁」粉末をさらに加えた。
「匠の壁」を下地が隠れるように均一にシゴキ塗りをしたが、マンゴウ色を塗ってみたら右側のピンク色になった。左から着色材(顔料カラーY-10、タナクリーム天然顔料リモーネ)を加えて調整して塗りなおした。 顔料カラーY-10、タナクリーム天然顔料リモーネを追加。顔料の量は計量して入れないと色が均一に仕上がらないのでしっかりと管理した。
電動攪拌機で十分に攪拌した状態だ。ステンレス鏝を使い、仕上げ塗りをする。 追っかけで半円を書くように鱗型にコテ波を付けたパターンを付けて仕上げる。完成後の姿。

自分で外構をやっちゃうその3

2015年08月27日 | 外構工事は自分で

コンクリートブロック土留仕上げがやり掛けになっていたが、やっとブロック積の表面仕上げに掛かれるようになった。

それにしても9月から11月まで三ヶ月間の暗渠、土留作業は、60歳手前の体には肘関節、腰痛もちの腰に相当な負担がかかったようだ。やり切れてよかった。

肘関節に痛みが襲い整形外科を受診したところ変形性肘関節症と診断された。肘の使いすぎによって骨の一部に変形が現れたのが原因らしい。もう治らないとの診断だった。これからは体と相談しながら色々と挑戦していくしかない。

コンクリートブロック土留の表面仕上げ
素人がブロック表面に直接モルタルを塗りつけても付着せず落下する。下地処理に「ハイモルエマルジョン」をブラシでブロック表面に塗り接着力を強化させる。 素人の左官作業には「ハイモル補修用モルタル」が最適らしい。普通ポルトランドセメントと砂を混ぜたモルタルではまず素人では塗れないそうだ。
ハイモルエマルジョンをホームセンターで購入する。 ハイモル補修用モルタルにハイモルエマルジョンを適量投入する。
電動攪拌機でよく混ぜる。腰が痛いので日立の電動攪拌機を買った。 鏝受けにモルタルを載せ、鏝受けをブロックにつけて、鏝でモルタルを上に塗り上げる。
素人がやること。これは下地で決して完ぺきでなくて良いのだ。私の真剣な姿を一枚。 順調にモルタル塗りが進みました。下地ですからこんなもので良いのです。
素人の私でもハイモル補修用モルタルを使うことで塗ることができた。 モルタル下地が塗り終わりました。水抜き穴を忘れずにつけました。


自分で暗渠排水と土留工事編6

2015年08月26日 | 外構工事は自分で

2009年11月の事、暗渠管(ダブル管CRD80㎜)の布設作業がやっと終わり、大雨に備えて土留とU字構の布設作業を急がなければならない。

土留に使う御影石の板(45㎝×90㎝×7㎝ 重量70㎏)75枚を石材店から購入した。石材屋が下した所から重量70㎏の御影石の板を移動運搬するには、石材を縦に持ち片方を浮かして前に送り、次の片方を前に送る。

これを交互に繰り返して「ヨッコヨッコ」と前に移動して持っていく。枚数が多いから結構大変な作業だった。

U字構(U150)の床高まで玉砂利を入れてあるところに、運んできた御影石の板を降ろし水糸を張って位置決めしていく。直線部は楽に納められるが。 カーブになっているところは、寝かせて曲げると上部が開き布設にはコツがいる。若干傾けながら回していった。
御影石土留め工程も終わりU字構(U150)布設作業に移る。U字構の床に砂を敷き置いていく。 U字構どうしの目地間隔は10㎜を基本に回していった。広くなるところがあるが後でモルタルで詰める。
御影石の板とU字構の隙間をモルタルで埋め、U字構の目地もモルタルで埋めた。御影石の板の上端に取り付けたステンレス金物は必要なかった。 地下水が滲み出している箇所の土留めは、U字構を敷設した事によって排水はできているので後まわしにした。ここまで完了させるのに3ヶ月を要した。

次に土留め兼囲いの仕上げに移る。



自分で暗渠排水と土留工事編5

2015年08月25日 | 外構工事は自分で

後半残り20mになった暗渠管(タキロン製ダブル管CRD80㎜)布設の作業。深さ1.2mの掘削深さがあると大雨が降れば掘削面が崩れるおそれがあった。

台風が接近してきて大雨洪水注意報も出ている。やはり心配が的中して掘削法面が崩壊というまさかの事態になった。管を入れる前に崩れると大変な手間がかかってしまう。

山側の溝斜面が崩れたが、崩れた土砂を取り除き、玉砂利を投入しブルーシートを張って養生をしている。 地下水が出ている箇所は特に崩れやすいので注意しながら暗渠管を布設した。
暗渠管の上流側(出発点)にも桝を設置する。その設置位置から5mの所まで掘削が終わったところ。 暗渠管(ダブル管φ80)を布設し、玉砂利ともみ殻を混合しながら投入しているところ。
掘削して出た土が山積みになって行き場が無い状態。近所の空き地に捨てさせてもらえることができた。 建築した工務店にお願いして重機とダンプで運び出していただいた。2トンダンプ4台分あった。

暗渠布設が終わり土留め工程に移る。



自分で暗渠排水と土留工事編4

2015年08月24日 | 外構工事は自分で

両スコを使っての手掘り全長35mの暗渠排水管布設作業のうち15mほど手掘り掘削を終え、暗渠管の布設工程に入った。

暗渠管はタキロン製ダブル管CRD80㎜ 4m直管タイプを透水シート(白色のシート)で包み要所を針金で縛って布設することにした。掘削した底に玉砂利を敷き詰め、その上に暗渠管を置いていき地下水を吸い寄せ易くする効果を期待して玉砂利ともみ殻を混合しながら掘った溝を埋め戻していく。

集水ますを設置する底に捨てコンクリートを打ち、その上にポリプロピレン製ます用アジャスター300×300Hを設置した。暗渠管(ダブル管φ80)と排水管(ライト管φ150)を桝に結合して、アジャスターを積み重ねていき埋め戻す。

アジャスター300×300Hを4段重ねた上に、U字構からの雨水を流す接続管HPφ100と雨樋からの雨水を流す接続管HPφ60を接続したところ。 接続管にエルボ90度を接続したところ。
桝を設置し、暗渠管1本目とU字構からの雨水を流す接続管HPφ100を埋設した。この区間は地下水が出ない箇所なので残土で埋め戻した。 暗渠管(ダブル管φ80)を透水シートで包んだ1本目と2本目。
暗渠管を透水シートで包み布設が終わったところ。玉砂利の投入前の準備が終わった。 暗渠管を白い透水シートで包んだ2本目と3本目で黒く見えるのが繋ぎ箇所。
集水桝とU字構を繋ぐ塩ビ管が手前に見える。暗渠管の上に玉砂利を投入しだしたところ。 暗渠管の上に玉砂利を深さの3分の1ほど投入したところ。
玉砂利の上にもみ殻を10cmほど投入したところ。籾からは水分を引き寄せる役目で入れている。 玉砂利の上にもみ殻を10cmほど敷き、さらに玉砂利を上に敷きを繰り返していく。

手掘り工程が残りあと20メートル。