終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

山の暮らしに戻って一ヶ月

2016年04月29日 | 田舎暮らし

世の中は大型連休に入り多くの人や車が動いているようだが、毎日が連休の私にとって居心地が悪く感じてしまう期間なのだ。

静かでのんびりできて街中の人間が出入りしない里山が好きで移り住んだ里山だったのに、自然の緑を売りにした森カフェ等々の営業店舗があることで観光客が連休ともなればやって来る。誤算だった。

半年に渡る住宅リフォーム生活から抜け出し一ヶ月が経過した。一日の活動時間は短いのだが毎日山の緑と格闘したりして、気持ちの良い緑の斜面になりました。

野生植物の力というか自然の魅力を知らなかった頃は草刈機を使って刈りまくっていたが、やめたとたんに色々な山野草が姿を現しだした時には驚きと感動を覚えた。

今では、散策路から足を踏み出すとき、キョロキョロと足の置き場所を探しながら慎重に歩かなければならないほど、山野草が拡散した。特にヤマヤリとホウチャクソウの幼年草が爆発的に増えたように感じる。

これら発芽してからの若い一年草や二年草も三~五年後には立派な花を付けてくれるだろう。 ヤマヤリをそっと守るように破れ傘の屋根が年々広がりをみせている。
オニグルミ(鬼胡桃)の根元にはスズラン(鈴蘭)、ヤブレガサ(破れ傘)。 スズラン(鈴蘭)六年前に一鉢いただいたものが、年々拡散し繁茂した。
五年前に買いシロカビタンフジ(白花美短藤)に棚を作ったが、年々徒長し斜面を這うまでになり藤棚のリニューアルを考えないと。 シラン(紫蘭)とシロシラン(白紫蘭)のエリア。
シラン(紫蘭)も咲いてくれました。 シロシラン(白紫蘭)も咲いてくれました。



ゆっくり過ぎる春の日常

2016年04月12日 | 花と植物

四月十二日火曜日 夕べは肌寒く感じたので薪ストーブを焚いたというのに、 朝から日が射し昨日の寒さはどこえいったやらだ。

毎朝一番に日捲りカレンダーをめくって曜日を確認して、週の位置を確かめる日々。リタイアした者にとって時間の流れは実にゆっくりしたものだ。

桜が終わったかと思ったらこの地域ではどの庭先にも植えられている「ミツバツツジ」が咲いた。

植えた当初は樹形が整った株仕立てだったが年々部分的に枯れてきた。どうも上に被っている桜が日照を妨げていることが原因しているようだが。

春の庭先をウオッチ ♪
信州では雪が降ったようだが、こちらはピンクの雪が降った朝の庭。 元々敷地の日陰に自生していたカンアオイの花が咲いていた。この写真ではなかなか判らないだろうな。
ハイ、これがカンアオイの花の拡大写真です。地味な色をした花でしょう。 元々自生しているウラシマソウがポコポコと顔を出し黒褐色の仏炎苞を開いてきた。まさに釣り糸を張っているような姿から浦島の名が付いたそうだ
黒褐色の仏炎苞から釣り糸状に長く伸びた付属体。 中央の一本がヤマユリ、その左右はナルコユリ(鳴子百合)、一番左端はヤブレガサ(破れ傘)、背後にムスカリ。
昨年整備したギボウシの花壇には新芽がちらほらと出てきた。 中央の一本がヤマユリ、その左右はナルコユリ(鳴子百合)、一番左端はヤブレガサ(破れ傘)、背後にムスカリ。

今日の活動は午後から2時間だけ、妻と二人で斜面の維持管理だ。その後はコーヒーを挽いて4キロ(8,500歩)ほどのウォーキングで足の老化防止に汗を流す。

私は電動バリカンと植木鋏みを使って笹の散髪。我が家の斜面に生えている笹は、ごく普通の山でブッシュのように生えている1メートほどの丈になる笹だ。これを毎年常に10cmほどの丈に刈り込んでいると笹のジュウタンのようになる。


春の恵みで酒の肴~♪

2016年04月06日 | 食べる楽しみ

田舎暮らしといえば山菜山野草が身近な存在だろう。
 昨日、この時期毎年行く秘密の農業用ため池の堤でのワラビ採り、予想外に沢山採れてご機嫌のわたくし達です。

さっそく妻はワラビに重曹を振りかけ熱湯を注ぎ一晩晒しての灰汁抜きです。

今日は親しくしているご近所の竹やぶで竹の子を掘らせてもらいました。

以前は、地面から20cmぐらい頭を出した筍を掘って喜んでいたわたくし達だった。
いまは、頭を出していない長靴の底で地面を掃きながら竹の子の頭を探すことに、
こだわっており「コツ」と靴先にあたる感触がたまらなくなっている。『 ほら筍だ

地上から5cm以内の頭出しだった筍の収穫だ。

新鮮なうちにと早速に皮を剥く妻の手際よさ 

寸胴なべに入れ、お米一掴みを入れて40分程ゆでることで軟らかくなった。

これで春の旬の恵みをいっぱい調理して、夫婦で乾杯の酒の肴 が期待できる。
大好きなワラビのだし浸し、ワラビの山掛け、若竹煮、筍の木の芽和などジュルル

追記:妻の手料理だあ~ 若竹煮

最後の話題として、今年の桜もたくさん花芽を付け満開になり楽しませてくれた。
だが明日からの強い雨と風 で散ってしまうだろう。

 トイレに座るたびにピンクの桜を見ながらのひと時、こんなトイレが大好きだ。
桜が終わっても次はムスカリ、ミツバツツジ、その次にギボウシ、すずらんなど続々と庭の植物達が寛ぎをくれるだろう。

あまり世間では見ることがない『 パノラマトイレ 』の自慢話でした。



珍しくもない桜の我が家

2016年04月04日 | 終の棲家

我が家のソメイヨシノの桜が満開だというのに曇天の空が毎日続く。 
満開の桜も心なしか沈んでるように見えてしまう。

これからの本格的な芽吹きの季節に向かって敷地斜面を、にわか庭師となって綺麗にしなければならない日々が続くのだった。

二階の窓からの桜と里山

我が家のシンボルツリーでもある杉の大木と桜並木

この地区の一丁目一番地でもある交差点の桜並木

郵便ポスト脇のムスカリが大きくなった

クンシラン(君子蘭)蘭の仲間でヒガンバナ科の植物 初めて咲いたと妻が大喜び

桜が終わったあとはギボウシの季節がやってくる。肥料をさっそくあげよう。