自分で屋根上煙突支持金具を取り付けてみた
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2009年4月から住み始めて、実際に薪ストーブを焚いたのは半年後の10月だった。
初の煙突設置仕様は、ルーフフラッシングの上に直筒1000㎜(内径φ150㎜外径φ240㎜)を一本載せた上にチムニートップを被せる仕様だった。
風が強く巻いたとき、室内煙突の繋ぎ目から煙が逆流し始めて室内はもうもうの煙だらけになった。そんなことが繰り返された。
我が家は平屋で薪ストーブ設置位置が窓際という事もあり、室内煙突は直筒1000㎜一本で屋根キットに続いている。ようは煙突が短くてドラフト効果が弱いのだった。
ストーブ設置業者に対策をお願いしたところ、もう一本直筒1000㎜を載せることになった。この延長によって煙突長さが4mを超えて煙の逆流は解決した。
私は煙突に関する知識がなかったので気がつかなかったが、直筒1000㎜二本を載せる場合、屋根上支持金具で耐風・耐震補強するのが一般的だ。
それが9年経った今という訳だ。業者に依頼すれば金具代、工賃、出張旅費など含めて5~6万円ぐらい掛かるだろう。自分で取り付ければ金具代だけで済む。
読者の皆さんは、プロに任せればいいのに、僅かな金を惜しんで、素人が屋根に上がって大丈夫かと思われるでしょうね。毎年煙突掃除を自分でやってきた実績がある。
私は法律上できないこと 以外、自分で何でもやろうと決めている。
まずは段取りと安全対策だ。鋼板屋根は滑りやすいから乾いていることが条件。足元は地下足袋(スニーカはダメ)、ヘルメットを被り重心を低く移動するよう心がけた。
我が家でいつも気になっていた屋根上の煙突仕舞い、支持なし二重煙突の耐風・耐震補強が9年も経って解決したがホッとしている。