終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

集落の新年会に参加したら

2019年01月24日 | 田舎暮らし

田舎の人づきあいは程ほどの間合いがいい

一月も終わろうとする二十日(日曜日)私たちが終の棲家として移住した集落の新年会があった。

五年前までは、元旦の十一時から集会場に集まって酒を飲み交わしていた。実家である我が家に子供や孫達が集まっているのに。

長老の方たちが、世帯主を引退したりお亡くなりになったりして、ようやく世代交代して慣例を改める声が地元の人から出た。

私たちが住む集落も土地を売って転居したりして減り、徐々に住民の高齢化が進み、一人世帯が男性5、女性3、34世帯中にしめる新住民の割合が3割に達した。

集落の区長選出は地元住民のなかで順番に回してきたようだが、人が減ってきたこともあり新住民にもやってもらわないと回らないという声がでだした。

私たちが住むはローカルな地域の区長同士の連携は大切だ。地元の方たちは消防団を経験されたOBが多く、小中学校の先輩後輩の関係にもある。

移住してから集落の代表で体育協会理事を二年勤めたが、私以外はみんな顔見知りで消防団員かOBの人たち「ヤーオー」の人間関係は移住者にとって疎外感があった。

簡単に地元の人たちは新住民にも区長をやってもらってはと言うが、街中でも難しいのに知らない田舎での人間関係作りはさらに難しい。

やって出来ないことはないだろうが、気づかれしそう。



我が家の日本水仙元気です

2019年01月23日 | 花と植物

今年は水仙が綺麗に咲き続けている

昨年末から今日まで、大風や大雨が吹かない穏やかな日が続いていますね。水仙の花が重いのか茎は細く折れやすい。一月末だというのにいまだ綺麗に咲き誇っている。

土手斜面は笹のグランドカバーで覆われていて、その中にムスカリ、彼岸花、アジサイが植えてある。全部水仙を植えたら保田の水仙ロードのような斜面になるかな?

水仙が咲き終わった後、自然に枯れてくるまで待たなければならないんですよね。枯れて刈りとれるまでが長いね。

水仙ロードは夢だが我が家の水仙をウオッチ
日本水仙にも丈の長いものと短いのがあるらしいが、短いほうがいいね。 道路に面した土手下の日本水仙は年々充実してきたが、丈が長いと倒れるので短いといいな。
我が家の庭斜面に上がる階段脇の日本水仙。 道路に面した土手下のピンク色の花なんだろう?


悩むのは寝床の中だけに

2019年01月23日 | 健康と向き合う

悩みや不安がないなんて人いないですよね!

冬の朝は起きるとすぐに薪ストーブに薪を入れ火を点けるが、薪ストーブはすぐには暖かくならない。

燃焼が安定してダンパーを閉めるころには炎を包む鋳物鉄が熱くなり体が火照ってくる。

薪ストーブの正面に椅子を置き炎を眺めながら一時を過ごすのが好きだ。本を読むのもよし、新聞を読むのもよし、やりかけ作業の段取りを考えたり、これから数年かけてやりたい構想など、ひとり考えにふけるには絶好の場所だ。

生きていると、
次から次と悩みや不安が消えては現れ、波のように押し寄せる。
お金のこと、夫婦のこと、健康のこと、子供や孫のこと等々。
みなさんはいかがでしょうか?

辞書には、「煩悩(ぼんのう)とは、煩わせ、悩ませるもの。苦しめ、悩ませる心」とある。

人間は「煩悩具足(ぼんのうぐそく)」といって、煩悩の塊で成り立っているという仏教の教えをネットで目にした。人間の身体は煩悩の塊だから消えては現れて際限がないということか?
これといった信仰をもっていない私でも目にとまった。

私は悩みや迷いはすぐ解決しようとせず、一晩か二晩、いや数日寝ながら考える習慣にしていて悩みの種が軽くなっていることに気づかされている。

頭の疲れが取れた寝起き直前の寝床の中で考えていると、いい考えが浮かぶことがある。悩みが時間とともに良い方向に分解醗酵してくれているのか。

屋根裏の老人
ガラス越し炎に燃やす悩みなり

悩み続けるより、一旦離れることにしている。寝て考え、薪ストーブの前で瞑想するのが好きなんです。



薪割り機ガイドプレート修理

2019年01月17日 | 薪ストーブの暮らし

薪割り機ガイドプレートの修理と搭載方法の変更

わたしの薪ストーブ生活にとって無くては成り立たない薪割り機、㈱ホンダウォークから購入した初期型のPLOW PH-GS13 PROだ。

この薪割り機は価格、破砕能力のバランスが良く人気がある。その後改良が重ねられ最新機種はさらに魅力的な商品になったようだ。

最新機種がどんなに改良され魅力的になっても、わたしの薪割り機は初期型のままで、新たに買い換えることもままならない。

不具合は自分で修理したり改良するしかない。

まず最初に取り上げたのが「ガイドプレート」の変形問題、玉丸太の一部が引っかかりガイドプレートが変形しても、使用上問題ないが元の状態に戻すことにした。

薪割り機の移動タイヤがチューブ式であるため、時間とともに空気が抜けてしまったり一本がパンクした。この際とばかり「ノーパンクタイヤ」に交換した。

運搬車に載せたら基本的に移動することが無いのでタイヤの変形が伴う。タイヤに荷重が掛からないように本体の支え方を変えた。三つの課題を2018年暮れに行なった。

玉切り丸太ガイドプレート変形の修理
附属工具を使ってガイドプレート固定ボルトを外す。 取り外した二本の変形ガイドプレート。
変形したガイドプレートはカセットガスバーナーで熱し、金床等の上でハンマーで叩き戻した。 ガイドプレートの取り付け前と後。移動ハンドルの取り付け方向を変更して前部搭載方法を変える。

薪割り機本体の搭載方法とタイヤの変更
本体を支える木製台は、取り外しができるように蝶ネジで運搬車の荷台に留めている。 本体が移動しないように軸受けの荷重をしっかり固定して支え、タイヤは回る状態。
タイヤ径は同じだが、軸受けり幅が5mm狭いのでワッシャー二枚をかました。 左が附属のパンクしたチューブ式タイヤ、右が新たに取り付けたノーパンクタイヤ。


薪棚用にスクラップ足場を買う

2019年01月11日 | 薪ストーブの暮らし

新設薪棚は鉄製スクラップ足場資材で作ることにした

薪を作るには野ざらしを避け、薪をしっかり乾燥させながら保管する薪専用棚が必要だ。

どんなにいい薪を作っても常に雨に濡れる状態で保管すると半年もすれば腐敗菌が増える。

広葉樹は腐りが早く重かった薪もコルクのように軽くなり、数十分で燃えてしまい火力が弱い。下手に玉切りにせず長いままに置き、薪にする直前に玉切りにして割ることにしている。

薪棚の準備ができていないと作業に掛かれない。

新設する薪棚は単管骨組みに足場板敷き、屋根はトタン板張り。この単管と足場板は新品だとけっこうな値段がするし、中古品でも新品の7~8割程度はする。

そこで目を付けたのが、産業廃棄物中間処理場のスクラップヤードに行き手に入れることだ。スクラップの中から目的の物を探すのは大変だが頑張って探し出して車に積む。

車ごと台貫(はかり)に乗り計量して50円/㎏の料金を払う。

錆びていたり破損しているが、薪棚の躯体としてスクラップでも十分に使える。コスト面で物によるが新品の1~2割の費用で資材調達ができるのでおおいに助かる。

ぐちゃぐちゃのスクラップの山からお宝探し
単管が置いてある場所だが、めぼしい物はすでに持っていかれた後だった。曲がっていたり、揃ったサイズの単管を確保するのに四苦八苦。 足場板はスチール製、アルミ製が混在していて、山のように折り重なっていて上からしか取り出せない。アルミ製が得なのだが取り出すのは不可能。
単管を繋ぐ直交クランプや自在クランプなど沢山あったが、みんな錆びていてボルトの無いものがあったりと、使えそうなものを探しだした。 直交クランプ100個ほど調達したが、KURE 5-56を吹き付けても錆び付いたボルトは簡単には動かない。めがねレンチで根気良くやるしかない。