
コウゾリナ(キク科)
瀬谷市民の森でコウゾリナが咲き始めた。

茎にも花にも固めの毛があることがコウゾリナの名前の由来らしい。

コウゾリナの花はタンポポに似ている。
キク科の花は舌状花と筒状花の組み合わせになっている。
つまり舌状花だけのもの、筒状花だけのもの、そして両方を持つものがある。

コウゾリナのようなタンポポの仲間(タンポポ亜科)たちは、舌状花だけが集まってできている。
花弁は一枚で先端が五つに分かれている。
伸びた雌しべの下の方は筒状に雄しべの葯がついている。
白い冠毛がついているものがほとんどだが、中には冠毛がない種類もある。

オニタビラコ(キク科)
タンポポの仲間はみんな黄色い花だが、茎の高さ花の大きさや葉の形などでいろんな種類がある。
タンポポ、コウゾリナ、ブタナ、ノゲシ、ヤクシソウ、ニガナ、ジシバリ、コオニタビラコなど。
オニタビラコとヤブタビラコも仲間だ。

道端を含めて広い範囲で見られるオニタビラコは茎がスッと高く伸びる。

そして茎の先に小さな花をたくさん咲かせる。

ヤブタビラコ(キク科)
オニタビラコと名前は似ているけれどヤブタビラコのほうは花の数がまばらで、
斜めにでた茎もオニタビラコほど伸びない。
ヤブタビラコとコオニタビラコには冠毛がなく、オニタビラコとは別の属に区分される。

ヤブタビラコの舌状花は20個近くあるのにコオニタビラコは10個以下なのが相違点の一つだ。
何種類かの黄色い花を見ました。
殆んど、キク科の花だと思われますが・・・
セイヨウタンポポ或いはカンサイタンポポ?か
オニタビラコやオニノゲシかと???
コウゾリナの細部が分かる写真を拝見して
今度、もう少しよく見たいと思います。
とくに稀少な花に興味が集まりますが、
見過ごされがちな こう言う花も それぞれ工夫して?
生きている訳で・・・
今日は父の法事なので又 梅津のお墓に姉とお参りします。
道すがら 沢山のスミレや他の野草に会えるでしょう。
どちらかのようです。
コウゾリナとはどんな字かと思いましたら剃刀菜とか顔剃菜と書くのですね。
うぶげのように見える毛が硬いのですか… 剃刀というよりヤスリですね。
ネコに舐められたときの感触を思い出しました。
タンポポ似の花は色々ありますが、やはりタンポポがいちばんバランスが
取れているように感じてしまいます。子供のころからいちばん馴染んで
いるからかもしれませんけれど。
ほとんどがタンポポに近い仲間たちだと思います。
オニノゲシのほかにハルノノゲシも咲いていますよね。
稀少な花は出会うことが少ないのでありふれた花のことももう少し知りたいと思っています。
法事を無事務められて、道すがら野草も楽しまれたことでしょう。
手で触ってもゾリゾリしますから顔に当てたいとは思いません。
そうですね。タンポポ亜科の代表だけあって、スッキリ立った姿で整った花の大きさもタンポポが一番ですね。
子供のころから馴染んだというのもそのせいかもしれません。