七沢あたりから不動尻までを往復してきた。
暖かい日差しを受けてキタテハがタンポポの蜜を夢中で吸っていた。
広沢寺を過ぎると林道沿いの沢は堰堤の工事が長く続けられている。
こんなコンクリート作りの斜面でもチョウがひらひら飛んでは止まって繰り返している。
テングチョウのほかにキチョウなどもいた。
急な山道ではないがダラダラと200mぐらいの上りを歩くときつい。
山の神トンネルは電灯もついていないので不気味だ。
長さ200mぐらいを前の光だけを見て歩く。
トンネルを抜けたところにあるフサザクラはすでに花の時期が終わっていて、
しばらく行くとマメザクラが咲いていた。
ハナバチが花から花へと飛び回っていた。
不動尻あたりで観察した草花たちは次に譲ることとして、
雨が近づいて急いだ帰り道。七沢の川沿いに枝垂れ桜が満開だった。