
片倉城跡公園には今年もカタクリが咲き始めた。

カタクリ(ユリ科)
しかし昨年に比べると開花を待つものを含めても寂しい感じだ。

天気が良かったので、どの花も日が当たって花被片が反り返っていた。

カタクリなどと並んでイチゲの仲間もスプリングエフェメラルだ。
片倉ではアズマイチゲが咲いていた。

アズマイチゲ(キンンポウゲ科イチリンソウ属)
イチゲとは一華つまり茎に一輪だけ花をつけるということらしい。
花びらに見える萼片の数は十個前後だが変異が多い。

花の下の小葉がなんとなく垂れている感じ。
仲間のキクザキイチゲの小葉は元気よく外に張っている。
なおイチリンソウ属の仲間であるニリンソウも咲き始めていた。
可憐なスプリング・エフェメラルたち。
彼らを見るとなんとも優しい気持ちになります。
花の先生に分けていただいてわが家の庭に植えたニリンソウは、
昨年は葉だけ。今年も葉だけでしかも減少…
あまりに日当たりが悪すぎて、葉が出ている間に養分を蓄えられない
のかもしれません。悲
お庭のニリンソウは開花しそうにありませんか。
けっこう林の中の暗い所でも咲き始めたりしていますが、
日当たり以外にも何かの条件が合わないのでしょうか。
来年に期待いたしましょう。