箱根の湿生花園は仙石原にある。
園内の仙石原湿原植生復元区あたりに立って向こうに見えるススキ草原は秋ににぎわう。
エンコウソウ(キンポウゲ科)
園内には落葉広葉樹林区、ススキ草原区、低層湿原区、ヌマガヤ草原区、高山のお花畑区、高層湿原区、
仙石原湿原区、湿生林区があり、3月から11月まで多くの植物を観察できる。
今回はエンコウソウをはじめ黄色い花を集めてみる。
エゾノリュウキンカ(キンポウゲ科)
エンコウソウもエゾノリュウキンカもリュウキンカの仲間で、花の姿がよく似ている。
キンバイソウ(キンポウゲ科)
早春からキンポウゲ科の花をたくさん見たが、湿原にもいろいろとあるものだ。
キンバイソウは前に信州の八島が原湿原で見たことがある。
サワオグルマ(キク科)
サワオグルマが茎の先に沢山の黄色い花をつけている。
オグルマとは小さな車のことらしい。沢小車ならば水車だろうか。
オオバキスミレ(スミレ科)
花に比べてずいぶん大きな葉のオオバキスミレは雪の多い地域で群生するという。
雪解けの後に咲く姿を見たいものだ。