カタバミ(カタバミ科)
カタバミの黄色い花は路傍などでもよく見られる花だ。
カタバミの花はおおむね低いところで咲いて、もう実っているものも多い。
タチカタバミ(カタバミ科)
カタバミに近いタチカタバミというのを初めて見た。
名前の通り茎がすっと30cm以上の高さに立っている。
実はカタバミより小振りのように見える。
オッタチカタバミ(カタバミ科)
紛らわしいことにタチカタバミに対してオッタチカタバミというのもある。
オッタチカタバミは50年ほど前に見つかった帰化植物だが、
いまや街の中でも分布を広げていてあちこちで見かける。
花はカタバミとよく似ているので見分けがつかない。
果実が角ばっているところとか果柄が下がるところなどが区別点らしい。
ほかに托葉が目立たないとか根が浅いということもあるらしい。
このごろではあまり気をつけて見てあげていないのですが、
実が弾けたところを見た記憶がありません。
カタバミとタチカタバミとオッタチカタバミ(←すごい名前 ^^;)、
何年か前に悩んだことがあります~
カタバミがだんだん伸びただけなのか、タチカタバミなのか
区別がつかなくてお手上げ状態でした。30cmもの高さになっていると
これは…ですね。オッタチの方は果実の形や果柄に特徴があるのですね。
いつか草丈の高いカタバミに出会ったら久し振りにしゃがんで見ることにします。
カタバミの花は小さいけれど黄色のためか目につきます。
カタバミの実がはじける(種が飛ぶ)ところは私も肉眼で見たことがないのですが、
NHKの画像が面白いです。↓
http://cgi2.nhk.or.jp/school/movie/clipbox.cgi?TB_iframe=true&das_id=D0005400777_00000
カタバミの仲間たちの見分け方はまだ完全には身についていません。
ポージィさんも悩まれたことがあるのですね。
オッタチカタバミがずいぶん多くなっていることは実感できました。
NHKの映像をご紹介いただきありがとうございます。
面白いですね。こんな仕組みになっていたとは初めて知りました。
莢が弾けて飛ぶとばかり思っていましたが、違ったのですね。
実自体に秘密があったとは!実の外側の皮が飛ぶのは見えましたが、
種自体はあまりに高速で、よく見えませんでした。
また植物の素晴らしい能力を知ることができて感動しています。
ご丁寧に恐れ入ります。
NHKの動画ライブラリーにはいろいろ面白いものがあります。
個人的には観察も難しいものもあって参考になるし楽しめます。
鞘が弾ける植物は結構ありますが、カタバミは独特の仕組みがあって面白いですね。