
家から15分ほど北へ歩いたところで、
道端に絡む木の新芽がきれいだなと足を止めた。
よく見ると白い蕾もついている。
帰って調べてみると、どうもムベらしい。

ムベ(アケビ科)
2日ほどして見に行くと、まさしくムベの花が咲いていた。
常緑なのでトキワアケビともいう。

ムベの雌花
アケビと同じように雌雄同株で、雌花の柱頭は3本。
うまくすると実が3個ならんで出来る。
前に別の場所で見た 実の様子


ムベの雄花
オシベは6本らしいが合着している。
花弁のように見えるのは萼であることもアケビと同じだ。

アケビ(アケビ科)
アケビは市民の森の入り口の小川のそばに咲いていた。

アケビの雌花
ムベに比べて柱頭の数が多い。全部実ったらすごいことだ。
アケビの種類については昨年の記事 アケビの花 を参照。


アケビの雄花
大きな雌花に囲まれるように小さな雄花が群れている。

シロバナアケビ(アケビ科)
3月に小石川植物園で見たもので、まだ蕾だった。
ミツバアケビの花はアケビよりも小ぶりのように思いますが、ムベも含めて大きな実ができるものですね。果実の成長には驚かされます。
植物はいろんな理由で多少姿の違うことが起きるような気がします。
ムラサキハナナ(ショカッサイ)は紫色と思っていたら白いのが咲いていました。
形の違う花が2種類付いているのでどうも妙だなぁと。わかった!
ミツバアケビの花でした。
アケビって、あの果実からするともっと大きな花、ツルを想像してたんですが、ホントに小さい花でしたよ。
またひとつ勉強できました。
ありがとうございました。
ムベと思ってご満悦だったのですが、どうもこちらを拝見すると花びらの先が百合のようではありません。
手元に図鑑がなく調べてないのですが
葉や蔓の状態はアケビに良く似ています。
他の植物でもこのようなものがあるのでしょうか?
今度UPして見ます。
花の漢字はだいぶ違いますが、花弁でなくガクであることやシベの構造などは似たところもあります。
ご実家にアケビがあるのですか。花も実も思い出がおありでしょう。
実は良く似ていますが花がぜんぜん違いますね。
実家のアケビ棚の下で微笑んでいた亡父を思い出しました。
アケビは蘂が全部結実すると8個も10個も出来そうですがそうはならず、まあ2個ぐらいはくっついて実りますから二枚です。
雌花の風貌はなかなかのものだと思っています。
雄か雌か、中を覗かなければいけないので、横向きに咲いている花があると好都合です。
下向きに咲いているのを無理して川に落ちないでくださいね。
近江八幡近くの人が元気なのを見て、天智天皇が理由を聞いたら「この実を食べているから」と答えたので天皇が「むべなるかな」と納得したのが語源という説がありますね。面白いエピソードです。
木通は漢方からのようですが、郁子のほうは漢方由来ではないようです。
雌雄異株や雌雄同株異花の植物も多くて、花を観察する楽しみが増えます。
私もムベの実は食べたことがありません。
近所ではアケビのほうがポピュラーで何軒かのお宅でも見ることが出来ます。
割れた実の姿を見るのも楽しみですね。
綺麗な色、可愛い形、本物見ていないのでなお不思議にも…
雄と雌では濃い色が雌ですか、なんか蘂の辺りが凄い感じもしましたけれど。
ムベ自体初めて見たので感激でした♪
ツツジにかぶさるように巻きついててて
そのまま川の方にしなだれるように咲いてました。
川に落ちそうになりながら、必死で写真撮りました(笑)
そっか、雌雄同株なのかぁ。。。チェックするの忘れました。
また通ったら、危険を冒して見てみねば!
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべやまかぜを 嵐といふらむ
六歌仙の一人・文屋康秀の手によるものであり、一音目で下の句が確定する「むすめふさほせ」の札の一つなので、かなり有名な一首ですね。
ここに出てくる「むべ」はこの植物のことではなく、「なるほど」とか「もっともだ」「たしかに」といった意味です。そして、植物の「むべ」はこの「なるほど」という意味の「むべ」に由来するのだそうです。
なんとなく繋がり嬉しくなりました。
今度逢ったらそう呼んでみよう。
「ムベ」の花は、バナナの川を向いたら中身が無かったって感じ。
中身を食べちゃって、適度に切って皮を付けて置いても「ムベ」に見えるかも。
「木通」でアケビですか、アケビは知っていましたが、よくよく見るのは始めて、面白い花ですね。
雌花と雄花、なかなか楽しい花ですね。
紹介頂きましてありがとうございます。
花はアケビの花とは、違いますね。
果実は裂開しないのですね。この実は、まだ食べた覚えがありません。
アケビの花の色も、種種雑多、アケビに、ミツバアケビ、ゴヨウアケビ、と色々見せて頂きました。一株塀に這わせておくと、花も果肉も楽しめますね。
花の季節も、実の季節も待ち通しいです。
白花アケビ始めてです。
いつも見ていただいているそうで、ありがとうございます。
妙高は自然の豊かなところですね。ブログ友のかたがときどき山荘へ行って風景を紹介しておられます。
これからもよろしくお願いします。
写真がすばらしく、本当に気になるブログでした。これからも時々お邪魔させていただきます。よろしくお願いいたします
「むべなるかな」を記事に入れようと考えたのですが、うまい話を思いつきませんでした。
せっかく雄花と雌花が近くにいますが、どうも同じ株同士では結実しないらしいです。トウモロコシなどと同じですね。
なんだ人の名前?
「郁子」は「むべ」で、「木通」は「あけび」と読むらしい。
電子辞書で解りました。はい。
「木通」は「通草」とも変換しますが、「郁子」は全く出てきません。
これでは「郁子」を「いくこ」と読んだのもムベなるかな(無視してくらはい
アケビの雄花はほんと大きな雌花に群れているように見えますね。
動けない花にもこんな生存競争があるのだと改めて見せていただきました。
お庭のムベやアケビが、今年は実ること叶わないのですね。ちょっと寂しいでしょう。
アケビのメシベ(柱頭)の数を覚えておいて何個実がなるか観察するのも面白いです。
花の世界も・・男が小さいですね??
ご近所のアケビは花の数が減ったのですか。一時的な理由ならいいですけどね。
多少遅れても素敵な写真だから、期待してアップを待っています。
花弁のようなものが6枚で、本当にユリの花に似ています。
アケビとムベは花だけをぱっと見たら同じ科とは思えませんね。
ああ・・ソウダッケ~と思い出した。
我が家の庭にも、むべの花が咲き、其の横にアケビの蔓が新芽を出して所狭しと伸びている。
・・・・が、しかし3ケ月の命。
今年はことのほか「むべ」の花が鈴なりだ・・・・。
こうして分ると花も只綺麗と見るだけでなく「幾つ実がなるかな」とか「こっちが雌花」とか面白く見ることが出来ますね
花の世界も人間様と似ていますね
漢字が出てきませんね。(^^;)
ムベもアケビも、近くのものが咲いています。
ムベはご近所の生垣になっているので毎年楽しんでいます。
アケビは野生のものを楽しんでいたのですが、今年は数が減って
寂しいことになっています。いったい何があったのやら。
あけびが見つからなくてUPを控えていたのですが・・・
先輩のあけびを借りるわけにもいかないし~
ムベの花、ゆりに似ていますね。
とってもきれいですね。
同じアケビ科でも全く花が違うんですね。