横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

キクザキイチゲ

2015-03-16 06:03:49 | 近所



神奈川県自然環境保全センターは早春の自然が豊かになってきた。
冬鳥は少なくなったかわりにオタマジャクシが孵ったり、ルリタテなどチョウが飛んでいたり。
木の花ではダンコウバイやウグイスカグラが咲き草花ではネコノメソウの仲間たちが咲き始めた。







キクザキイチゲ(キンポウゲ科)
林の中では枯葉の間から顔を出したキクザキイチゲがきれいに咲いていた。







花の姿がキクに似ていることによる命名らしい。








キクザキイチゲは紫色の花のほかに白花も咲いていた。

近くにはニリンソウの葉が広がり間もなく一面に咲きそうだった。



猫の目

2015-03-15 06:59:15 | 近所



今きれいな流れにある岩の上などで白い小さな花を見ることができる。







ハナネコノメ(ユキノシタ科)
ネコノメソウの仲間のハナネコノメだ。







直径5mm前後しかないが、白い花弁に紅い葯が目を惹く。







雄しべは8本。雌しべの先は2裂している。







早いものはすでに葯を飛ばしていた。
果実ができて弾けて種が見えると猫の目を連想させる姿になるのだろう。



タンポポスミレ

2015-03-14 06:52:44 | 近所



蓑毛の少し手前に自然観察の森がある。








その入り口付近にカントウタンポポが見えた。







そしてツクシもポツポツと顔を出していた。







観察路に向かう辺りには一面にタチツボスミレが咲いていた。







今年になって初めて見たような気がする。







蓑毛から髭僧の滝に向かう途中ではテングチョウを何頭も見た。

いよいよ春が来たと実感できる日であった。





さっぱりした

2015-03-13 06:50:04 | 近所



近くの公園ではゲートボールのほかグラウンドゴルフも行われる。
この日は奥の方で作業用の車が止まっていた。







公園の木の剪定が大々的に行われていた。
山桜にキンモクセイそれに開花中のツバキなども対象になっていた。







花がもったいないといって、妻がツバキを少しもらってきた。







おかげで我が家の窓から見通しが良くなって、オナガの姿も見える。







剪定されなかったキンカンの実がまだ残っていて狙い目だ。







うまく実をとることが出来ればくわえてどこかへ飛んでいく。




咲き始めと満開

2015-03-12 06:33:16 | 近所



近所の公園の南入口付近にハクモクレンが植えられている。







ハクモクレン(モクレン科)
早いものが咲き始めたというところだ。
みんな上向きに咲くので下からはどの程度開いているか確認できない。







まだ蕾のものが多く今度の週末あたりが満開かもしれない。







家からすぐ西側の坂道に出ると先日から黄色い花が咲いている。







オウバイ(モクセイ科)
こちらはモクレン科でなくてモクセイ科のオウバイだ。
9年前、このオウバイにメジロがたくさん来て蜜を吸っていたが、
その後はここで同じ状況に巡り会わない。







合弁花で6裂するのが基本だが多少するものもある。


池も春

2015-03-11 06:34:53 | 近所



泉の森の池で枯れ葦の上にカメがいて2匹でのんびりしていた。
ミシシッピアカミミガメだろうか。







そばをカイツブリが泳いでいる。ときどき潜って魚をとる。







カルガモがちょっとイチャイチャしていた。







オスがメスの上に乗って・・・さすがに沈む。







でもなんとか上手くいった。







ヒナが見られるのはいつごろになるのだろう。



分類が変わった

2015-03-10 06:32:57 | 近所



ホトケノザ(シソ科)
冬の間しばらく耕作されていなかった畑の傍でホトケノザが咲いている。







冬になる前にもちょっと咲いていたが今は旺盛に広がっている。







ヒメオドリコソウ(シソ科)
よく見るとヒメオドリコソウもたくさん混じっている。







2枚目の写真の奥の方から眺めると青い花がいっぱいだ。








オオイヌノフグリ(オオバコ科)
オオイヌノフグリも負けじと広がっているのだった。







オシベの少ないシンプルな花だ。
今まではゴマノハグサ科だと思っていたのにオオバコ科に編入されたそうだ。







栄養の良いところで広がるばかりでなく近所の高校の擁壁のわずかな土を頼りに頑張るのもいる。



境川のツグミとホオジロ

2015-03-08 06:16:15 | 近所



いつも草原や樹上にいるツグミが境川の水辺にやってきた。
脚を水につけている。







やっぱり。水浴びを始めた。







バシャバシャを数回やった後、岸の石の上で気持ちよさそうな顔をした。







擁壁のほうに目をやると何か動くものがいる。ホオジロが食べるものを探しているようだ。







ホオジロも林や草地などで見かけることが多いが、
川のあたりでも石の間などに草が生えていれば何か食べ物が見つけられるようだ。








ところで今朝ベッドでウグイスの初鳴きを聞いた。


食事中も危ない

2015-03-07 06:02:01 | 近所



近所の畑ではいろんな野菜が栽培されるが、この白菜のように収穫されないで残るものがある。







ヒヨドリは野菜が大好きで残り物でも見逃さない。







農家の方が来ないのを良いことに20羽ぐらいが熱心に食べていた。







ところが突如として全員が飛び去った。ほんとうに一瞬のことだった。危険を察知したらしい。

遅まきながら気が付くとチョウゲンボウが低いところを飛んだ。







ヒヨドリを捕まえられなかったチョウゲンボウは近くの電柱の高いところに止まった。
あたりを見渡していたがすぐに別の畑方面へ飛び去った。



国道246の傍で

2015-03-06 06:39:46 | 近所



東京から神奈川県央を通って沼津に至る国道246号は交通量が大変多い。
歩道橋を渡って左へ進むと大和市役所や市民病院、イオンやイトーヨーカドーがある。







歩道橋右手の螺旋通路の下にカンアヤメが咲いている。







カンアヤメはまだ寒い季節に咲くがれっきとしたアヤメ科の花だ。
この場所はカンアヤメのほかにもミツマタとかクリスマスローズなども見られる。
泉の森に行くときは通り道なので楽しませてもらっている。







泉の森に着くと、しらかしの池の向こう側で中学生たちが何かイベントをしていた。
先生方も何人かおられたので授業の一環だったのだろう。







頭上ではジエット機をはじめ色んな軍用機が低空を飛んで耳をふさぎたくなる。
しかし泉の森を訪れている人たちは毎度のことなので仕方なく受け入れている。



咲き始めたキンポウゲ科の花たち

2015-03-05 06:54:05 | 近所



泉の森の雑木林の落ち葉の下からユキワリソウが一輪だけ顔を出していた。
まだまだこれから楽しみになるというところだ。







ところが泉の森の南側に隣接するふれあいの森の見本園に行くと満開だった。







サクラソウの仲間でユキワリソウというのがあるらしいがまだ見たことがない。
ふれあいの森のユキワリソウはミスミソウというキンポウゲ科の花だ。







ふれあいの森のユキワリソウと園路を挟んでキンポウゲ科のクリスマスローズが咲いている。







狭い意味のクリスマスローズはクリスマスのころに咲くヘレボラス・ニゲルのことだが、
ここには何種類かのヘレボラスが植えられている。







同じくキンポウゲ科のフクジュソウの花はもうすっかり開いて葉も旺盛になっていた。


咲き始めた

2015-03-03 06:08:30 | 近所



上瀬谷の八幡神社の傍の小さな公園。梅の花をバックに黄色い花が見える。







ぽつぽつだけれどサンシュユが咲き始めたのだ。







瀬谷市民の森では雑木林の一角に白い花が見えた。







こちらはアセビが咲き始めたのだった。







昨年の実が残っていた。もちろん中の種子は全て弾き出ているにちがいない。


カケスとメジロ

2015-03-02 06:41:41 | 近所



近所の市民の森には何羽もカケスがいてギャーギャーと騒がしいのだが、
木から木へと飛び回り高いところで枝や葉の陰になることが多くて撮れない。
最近になってようやく証拠だけ撮れた。







そばの梅の木ではメジロが花から花へ飛び回って蜜を吸っていた。


温室のチョウたちー最終回

2015-03-01 06:26:01 | 近所



昆虫生態園のチョウが続いたが、これを最終回とする。
タテハモドキは派手な目玉模様が目につく。







しかし翅を閉じて止まると全く地味な色だ。
タテハモドキはタテハチョウの仲間なのに名前にモドキとついている。
その由来は諸説あるらしいが、不思議な名前だ。







これはカップルになろうと誘い合っているところだろうか。








カバタテハの翅裏も地味な色だ。







翅表は樺色というのか少し明るいが派手ということはない。
小さな白い斑が洒落ている。







こちらはイシガケチョウまたはイシガキチョウと呼ばれている。
翅の模様を石崖または石垣と見立てたものらしい。






ほかのチョウが盛んに飛ぶのに対しイシガケチョウは翅を広げて止まっているのが多かった。
葉っぱの上だけでなく湿った石などの上を好んで止まっているように見えた。







翅を閉じて止まっているのがいた。産卵をしたいように見えた。







近くの葉にはイシガケチョウの卵と思えるものがたくさんついていた。


ほかにベニモンアゲハ、シロオビアゲハ、ジャコウアゲハなどアゲハチョウの仲間や、
タイワンキチョウ、キチョウ、キタキチョウ、モンシロチョウなどシロチョウの仲間も見られた。