マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

DTEモードでのRI信号

2007-12-21 21:30:27 | W-SIM
なんとかDTEモードで発呼するための方法も見出せたので、発呼時の動作ログを採ってみました。発呼するためには、consoleコマンドとして発呼のコマンドを用意して、それを起動しています。この例では、携帯電話に対して発呼していますが、着呼の時にも増してRI信号が何度もバタバタとしていることがわかりました。



EV_RIは、RI信号が変化する毎に表示されるようにしていますので、2つで1組と解釈するとパルス状の信号として何度も出ていることがわかります。何となく、網からQ.931メッセージを受信する度にRI信号が出力されているような気がします。着呼だけの時は、RI信号とCDC信号の状態から、呼の状態遷移を考えて応答(ata), 切断(ath)の処理をおこなっていましたが、着呼ではRI信号が何度も変化するのでこの方法は適切ではないことがわかりました。そこで、モデムからの応答メッセージを元に、状態を判断し応答、切断をするように変更しました。