マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

フォントを準備するには

2008-06-13 21:29:36 | LCD
以前にも書いたようにサイズの大きなビットマップフォントを用意しようと思っています。フリーのビットマップを探そうかとも思ったのですが、ふとMicrochipのグラフィック・ライブラリではどうしているんだろうと思い調べてみました。

するとライブラリとともに提供されるツールとして、"Bitmap and font converter"というプログラムが用意されていることがわかりました。このツール、TrueTypeのフォントを読み込んで、指定したサイズのビットマップを出力するラスタライザなのですが、画面に表示する代わりに、バイナリファイルやCプログラムの形式に変換して出力してくれるようになっています。プログラムに組み込むための方法については、AN1182としてまとめられており、わかりやすいです。日本語のフォントも扱えるようになっており、メッセージ表示で使用される文字のグリフだけを抜き出したフォントデータを作成することもできるので、組み込み目的にはうってつけです。

フォントとしてはIPA GUIフォントを使えばいいと考えているのですが、問題はこのコンバータです。Microchipのライブラリは、Microchipの製品に組み込むことが使用条件となっていますので、わたしは使ってはいけないことになります。同じような機能のフリーのソフトとかあっても良さそうな気がするのですが、見つけられずにいます。FreeTypeのライブラリを使って、自分でツールを作るしかないのでしょうか。。