マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

ハードを追加した基板

2008-06-22 19:29:12 | W-SIM
予定の追加ハードもだいたい配線できたので、現状を記録しておくことにします。まずは1枚目の上部基板です。外見上は、以前の様子とさほど変わりありませんが、写真左下にRTCが追加されています。



ピンソケットで接続されているLCDボードをとりはずすと、その下に配置されているW-SIMが見えます。W-SIMの右側にあるのは、ATMELのDataFlashで32Mbitの容量があります。タッチパネルと同じくSPIで接続する都合上、この場所に配置しています。



新たに用意した2枚目の下部基板は、3つのピンヘッダ/ソケットで上部基板と接続しています。基板の右端部分はリチウムポリマ電池と、その充電回路で、ミニUSBコネクタからの給電により充電します。このコネクタは上部基板とはつながっていないので、充電目的専用です。

3つのピンヘッダで囲まれた部分には、CODECとCODECへの信号を選択するセレクタが配置されています。



下部基板を裏返すとML7401 CODECとセレクタとして使っている74HC257が見えます。写真右下の電解コンデンサの下にある、灰色の四角状の石は、2.048MHzの発振器です。CODECへのマスタクロックとして使います。74HC257は買い置きのSOPを使ったのですが、ピッチ変換基板使うくらいなら、DIP品を買い直した方が安いし面積も小さくできたような気もします。



DataFlashの動作確認も始めています。とりあえず、Device Idの読み取りは正しくできたので、一安心です。