大飯原発の活断層調査について。- 2012.11.04
<大飯原発>破砕帯の再調査も 「活断層否定できぬ」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
>島崎氏と外部専門家4人による調査団はこの日、2、3号機の間をほぼ南北に走る「F-6破砕帯」を調べた。午前中は、敷地北端の「台場浜」付近に関電が掘った深さ約5メートルの溝(トレンチ)=図中のA=に入って、地層の断面を確認。午後は1、2号機北側の山中のトレンチ=同B=で、F-6破砕帯を直接見て確認した。長さを確認したりするため、延長部分と想定される場所=同C=も調べた。このほか、掘削(ボーリング)で取り出した地層の土などもチェックした=同D=。
台場浜付近のトレンチでは、関電があると想定していた場所にF-6破砕帯がないことが判明。調査団メンバーで、活断層の危険性を早くから指摘していた渡辺満久・東洋大教授は「関電の想定とは別の場所に破砕帯があった」と指摘し、関電が10月31日に提出した中間報告を問題視。そのうえで「活断層かははっきりしないが、否定できない」と述べた。
島崎氏は2日の会見で、「一番大事なのは大飯原発の安全性。その基本に立ち返って議論する。日曜日(4日)に私の判断を伝える」と語った。
「一番大事なのは大飯原発の安全性。」、「活断層かははっきりしないが、否定できない」というのであれば、一旦原発を止めるのが筋ですよね。
そもそも、確認してから再稼動しろよと。
だいたい、再稼動・原発存続ありきのイカサマ調査ですから、あっさり「活断層ない」で終わるかと思ってましたが、渡辺教授のおかげで再調査に繋がりそうなところは評価でしょうか。
しかし、基本的に電力会社から金もらってる規制委の連中が、原発停止命令なんて出せるわけがないと思いますけどね。
■調査自体がイカサマ。
この調査にしても、地層を詳しく調べる事が出来る「トレンチ調査」をさせずに、肝心な部分は「ボーリング調査」のみしかしてないところが、この調査の大きなイカサマなんですよね。
あまり大きな期待をしないほうがいいと思います。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2012年10月25日(木)
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