公害Gメン・田尻宗昭さんの記録(3)「水俣病は伝染病と言われていた。」
水俣病を初認定=遺族勝訴の二審確定―熊本県の上告棄却・最高裁 (時事通信) - Yahoo!ニュース
>水俣病患者と認められなかった熊本県の女性の遺族が、同県に認定を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)は16日、独自に女性を水俣病と判断して認定を命じた二審福岡高裁判決を支持し、県側の上告を棄却した。遺族の勝訴が確定した。
行政が水俣病と認めなかった患者を、最高裁が認定した初の判断。認定の可否を独自に判断した判決が支持されたことで、改めて司法救済を求める動きが広がり、特別措置法に基づき国が進めている政治解決にも影響が出るとみられる。
勝訴したのは良かったですね。
しかし、認定されたといっても、女性はもう亡くなってるし、水俣問題だから30年以上も経っている。
日本の司法ってなんなんだろうと思いますね。
今日の大飯原発差し止め訴訟も棄却されたという事がありましたが、原発事故での放射能による”がん”その他の問題の因果関係が認められるのに何十年かかる事かと思います。
原発作業員の労災は認められても、一般人の因果関係が認められるのは難しい事でしょう。
日本の政府というのは、いつもこのパターン。
水俣病もアスベストも、そして原発事故の放射能の問題も全て同じパターンなんですね。
まず、すぐには絶対認めないという事です。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年4月14日(日)