小出裕章さんにお話をきく。-5「4号機の現在と原発作業員問題。」
原発2年05 耐震性(中部大学教授 武田邦彦)(未来検索ガジェット通信) - エキサイトニュース
>ところで日本の原発が耐震性を持つという一般的な言い方では、耐震性があるとは言えません。震度2で耐丈夫な建物も耐震性を持つからです。では、日本の原発は震度いくつまで持つのですか?という質問については答えることができないようになっています。
原発を建てるということが決まると立地の候補地が決まり、そこに地震学者が行って「この場所に来る最大の地震の揺れは加速度で250ガルと予想される」と言います。そうすると、その250ガルを基準として建物の設計やその他の機械設計が行われます。
あたかも正しそうな手続きに見えるこの耐震性の決定過程は「いかにして震度の低い建物で済ませるか」という電力会社の苦肉の策なのです。
>たとえば新潟市の柏崎刈葉原子力発電所の場合、地震学者が予想した最大加速度が250ガル、東京電力が実際に設計したか速度が400ガル、そして現実に中越沖地震で受けた加速度は650ガル程度だったのです。
当然のことながら400ガルで設計された原発が、650ガルで破壊されるのは当然で、建物内はかなり破壊され、3億ベクレルの放射線が漏洩しました。この時の震度は6でした。
震度6で日本の原発が破壊されると言うことは一般の日本人には信じられないでしょう。日本は地震国ですから10年で平均的に震度6以上の地震が13回来ています。だから震度6で破壊される原発が建設されているというのは、日本の原発は地震で壊れることが前提になっているという驚くべき事になっているのです。
「原発は耐震性がある」という言いかたは「震度2まで耐えられる」と言うことの可能性もあるのです。
まあ、これが本当だと思いますが、酷いですね・・・。
それで「絶対安全」とかいってたわけですから、デタラメもいいところ。
という事は、また原発事故が起きる確率はかなり高いという事ですね。
福島原発の4号機だって、いつ倒壊してもおかしくない。
倒壊した時は東日本が終わる時です。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年4月14日(日)