小出裕章「反原発、反権力。」- 2014.10.09(その1)
電力4社:老朽原発5基、廃炉へ 月内にも地元協議 - 毎日新聞
>関西電力、中国電力、九州電力、日本原子力発電は、2016年7月時点で40年の運転期限を超える原発5基の廃炉に向け、月内にも立地自治体の理解を得るための協議に入る。多額の費用がかかる運転延長は採算が合わないと判断、3月末までに廃炉を正式に決定し、老朽原発以外の早期再稼働を優先する。廃炉になれば、立地地域の経済が打撃を受けかねないため、政府は補助金の拡充などで立地自治体を支援する。
>原発依存度低減を掲げる政府も、老朽原発の廃炉の早期判断を促している。ただ、廃炉になって原発の資産価値がゼロになると、1基当たり210億円程度の損失が発生し、電力会社の財務が悪化する。このため政府は、損失を10年程度に分割し、電気料金で回収する会計制度を導入する。
■廃炉を検討する老朽原発5基
日本原子力発電 - 敦賀原発1号機 (1970年3月)
関西電力 - 美浜原発1、2号機(1970年11月 1号機、72年7月 2号機)
中国電力 - 島根原発1号機(1974年3月)
九州電力 - 玄海原発1号機(1975年10月)
>このため政府は、損失を10年程度に分割し、電気料金で回収する会計制度を導入する。
1基あたり210億円の損失って、廃炉費用も込みなんでしょうかね?
廃炉費用を入れたらもっと掛かるような気がしますけど。
まあ、とにかく5基廃炉、そしてまだ他の原発だって廃炉検討という事になるでしょうから、「廃炉ドミノ」がいよいよ始まると。
この廃炉費用が電力料金に上乗せされていくわけですから、一般家庭はともかく、大手の会社はますます電力会社から逃げていくんじゃないでしょうか。
そして、2016年は電力自由化へ。
こんな高くて危ない原発の電気なんてますます使いたくないでしょう。
あとは再稼動させないことですね。
廃炉発表とセットで再稼動をする・・・という事を安倍政権は考えているだろうと思います。
(twicas)「年越しライブ。」- 2014.12.31
※クリックすると動画再生ページへ移動します。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2015年1月1日(木)
(twicas)ぽぽんぷぐにゃんのツイキャスにもあそびにきてね!