おおしま あきらのブログ

口元の美は、顔の美!
それは、健康美!

君津(平成22年8月):「かしこい消費者」に投稿

2011年01月27日 22時04分56秒 | 健康・投稿
骨粗鬆症の治療薬
 骨粗鬆症治療の第一選択薬にビスフォスフォネート(BP)系薬剤があります。この薬剤は、その他の疾患にも有効な場合もあるため使用されています。しかし、近年、BP製剤を使用している骨粗鬆症患者などが抜歯などの歯科的治療を受けた時に顎骨壊死を発生することがあります。なぜかというと顎骨には、他の骨と違う特徴があるからです。骨壊死が起こる理由として口の中には、数百種類以上の口腔内細菌が存在し、歯と歯茎の隙間から感染するためや、抜歯などの歯科治療により、顎骨が直接口腔内に露出して感染を受けやすくなったり、むし歯、歯の神経の炎症、歯周病などにより感染し発生しやすいためです。薬について詳しいことは、主治医や歯科医師にご相談ください。


君津(平成22年9月):「かしこい消費者」に投稿

2011年01月26日 21時26分29秒 | 健康・投稿
暑い、暑い夏が終わり、秋がやってきました。食べ物がおいしい季節です。君津地区では、10月に入り「小糸在来」の収穫期です。見た目もきれいで、香りも良く味もよい「枝豆」を食することができます。秋に入ってもおいしい「枝豆」を食べることができることは大変幸せです。
さて、大豆から連想することは、納豆、豆腐、健康に良い、イソフラボンなどでしょうか。実は、大豆の中には、多量に含まれるトリプシン阻害剤とキモトリプシン阻害剤に膵臓を大きくする作用があります。つまり、第1に消化酵素を作る細胞が大きくなり数を増します。第2にインシュリンを分泌するランゲルハンス島の細胞が増え、膵臓内にインシュリンの備蓄量を増やします。健康な人はもちろん病人も注射より口から摂取した方が効果的です。(歯科医師としてはここが重要なポイント)そこで、枝豆です。おいしい枝豆を食べ膵臓を強くし、消化力を高め、糖尿病予防ができたらすばらしい。

君津(平成22年11月):「かしこい消費者」に投稿

2011年01月25日 18時38分47秒 | 健康・投稿
プロバイオティクス
 人の体に住んでいる菌のバランスが悪いと様々な病気を引き起こすことがあります。逆に菌のバランスが良いと発症リスクは大きく下がると考えられます。たとえば、口腔疾患(むし歯、歯周病など)、アレルギー疾患、胃腸疾患、感染症疾患などです。
 さて、プロバイオティクスという言葉を聞いたことがありますか。一般には、ヨーグルトのビフィズス菌を思い浮かべると思います。プロバイオティクスは、生命体のためになる物という意味の合成語で、私達の消化システムや免疫システムに役立つ「善玉菌」の総称です。ヨーグルト好きの小生としてもプロバイオティクスについて気にしていますが、前記に記載した疾患すべてに期待できる商品はないと考えていました。しかし、最近、Biogia(バイオガイア)のプロデンティスという商品が文献的に好成績を示していることがわかっています。ホームページに詳しく説明していますので、関心のある方は一読をお勧めします。

君津(平成23年1月):「かしこい消費者」に投稿

2011年01月24日 21時49分27秒 | 健康・投稿
 日本は、年間を通じて美味しいものが沢山あり、四季おりおりの楽しみがあります。食べる時は、見た目、香り、歯ごたえ、味、そして音を楽しみます。そうです、さりげなく五感の仕事を最高レベルまで引き上げて食べています。さて、皆さんは、五感の中で目、鼻、歯、耳は、具合が悪いと病院に行きますね。では、「舌」はどうでしょう。ほったらかしですか。舌は様々な仕事をします。
 舌が、不健康になると、発音障害、嚥下障害、味覚障害、睡眠障害などを示します。また、未病の症状としても、循環器障害、ストレスなどの症状が現れます。我々の歯科診療所にも多くの方が来院します。たまには、舌を鏡で見てください。白っぽい、紫っぽいとか、舌の縁に歯型がついているとかなどご自身で分かることがあります。必要に応じて漢方治療になる場合があります。舌は、健康のバロメーターでもあります。ご用心です。
 最後に四季ということで気に入った文があります。「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷しかりけり(道元)」

新フロンティア戦略

2009年07月05日 06時53分20秒 | 健康・投稿
平成19年4月18日、内閣官房長官主宰の「新健康フロンティア戦略賢人会議」において、「新健康フロンティア戦略」がとりまとめられました。
 本戦略は、「健康国家への挑戦」と題して、国民の健康寿命(健康に生きられる人生の長さ)を伸ばすことを目標とする、政府の10か年戦略です。
 文部科学省としては、家庭・地域の子育て支援や、子どもの健康対策、食育の推進、運動・スポーツの振興、研究開発の推進なども盛り込まれていることから、関係府省の連携の下、本戦略の推進に取り組むとともに、とりわけ国民一人ひとりの健康づくりを促すような国民運動を展開していくこととしております。
(文部科学省ホームページより引用)

健康国家への挑戦9分野
スポーツ力
歯の健康力
介護の予防力
女性の健康力
子供の健康力
メタボリックシンドローム克服力
ガン克服力
こころの健康力
食の選択力


噛ミング30(カミングサンマル)

2009年07月04日 06時57分23秒 | 健康・投稿
 厚労省の「歯科保健と食育の在り方に関する検討会(座長:向井美恵・昭和大教授)」は6月30日、地域における食育を普及啓発するため、「噛ミング30(カミングサンマル)」というキャッチフレーズを策定した。より健康な生活を目指す観点に立ち、(食事の際は)ひとくち30回以上の咀嚼が重要である点を国民にアピールするものです。
 一口30回以上噛むことは、以外に大変です。まずはいつも噛む回数より5回多く噛むことからはじめてはどうでしょうか。メザスは、一口30回以上です。

暑い夏こそ温かい食事(日経新聞より)

2008年08月10日 07時19分44秒 | 健康・投稿
日経新聞(平成20年8月10日朝刊より)
健康
夏の食事で配慮すべきこと
・温かいものを食べる
・植物性たんぱく質をとる
・固形物よりスープでとる
・体のむくみをとるためにも利尿作用のある食材を選ぶ
・温野菜をとるように心がける
・生姜などをとるように心がける
・やや塩分を高めにする
・炭水化物や繊維質を多くとる
(未病医学研究センター劉影所長による)

日本食メニューを考えると良いのでは!

健康のことを少し考えます

2007年02月18日 09時07分47秒 | 健康・投稿

老年歯科学会、抗加齢医学会などの学会の参加や学会誌を読んでいると若い世代から自分自身の健康をしっかり管理していかなければならないとつくづく感じます。
 
高齢になると歯が悪くなるんだ、そして歯がなくなって総入れ歯になると思い込んでいます。そして、高血圧、糖尿病などの病気も発病するのはしょうがいないと信じている人は大変多いです。
 先程も書きましたが、実は、若い時からの健康管理が重要なのです。規則正しい生活、適度な運動、粗食など昔から言われている習慣です。


歯科の病気はむし歯や歯周病だけではない。

2007年02月17日 08時32分58秒 | 健康・投稿
確かにむし歯や歯周病は、歯科の2大疾患ですが、これらがすべてではありません。我々歯科医師の情報公開の仕方に課題があるのかもしれません。このことは、反省しなければなりません。
そうは言っても、口腔の病気をここで列挙しても無意味ではないかと考えます。より多くの患者様に分かりやすく伝える必要が有ります。たとえば、咬合病(かみ合わせに関する病気)、咀嚼機能不全あるいは咀嚼機能障害、口腔乾燥症(ドライマウス)、摂食嚥下障害、唾液検査、口腔感染症、カンジダ症など。

サブリメントと健康

2007年02月12日 07時26分40秒 | 健康・投稿
「サプリメント」の安全性確保、有識者会議で協議へ(読売新聞) - goo ニュース

サブリメントは、健康を留意した時有効な使用と考えられますが、安全性や有効性が不透明なところが多いです。利用者は、正しい知識と正しい利用が必要となります。医療で言われるEBM(Evidence-based medicine)と同じようにエビデンスが必要です。