私達の体は、60兆個の細胞からできています。病気になったりストレスを受けたりして、細胞の中のたんぱく質が損傷を受けます。HSPは、どんな時でも、悪くなったたんぱく質を良いたんぱく質に修復してくれます。HSPは、加温すると2日後をピークに1~4日後に増加し、7日後にはもとに戻ります。つまり、週2回高めのお風呂で加温(40~41℃10分程度を目安)し、その他の日はご自分の好きなようにリラックスして入浴することです。(高血圧などの疾患をお持ちの方は、主治医に相談し体調管理に気をつけてください。)HSPの増加は、①生体防御作用が得られます。②免疫能が上がります。③血流が良くなります。④乳酸の産生が遅れ運動能力が向上します。⑤体温が上がり代謝が活発になります。 歯科的にいえば、口のまわりを暖めておくと、口の中の傷も早く直りやすくなります。(痛みがあるときは避けてください。)また、唾液がでにくくなる口腔乾燥症にも有効です。日本人にとってお風呂は欠かせないものです。少し科学的にアプローチしました。