おおしま あきらのブログ

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親知らず

2006年05月12日 21時05分18秒 | むし歯・歯周病
親知らず

 親知らず。本名は第3大臼歯。一番奥に上下左右一本ずつ、4本で一そろい。親知らずが生えるのは一般的に20才前後。40を過ぎてから、という例もあります。
 英語では、英知が成熟する頃に生えると言う意味でwisdom tooth(知恵歯)。これだと響きはいいのですが、『親知らず』ではどこか寂しい。昔は人生50年。一般に短命で、親知らずが生える頃、親はすでにこの世にいないのが普通だったのです。呼び名の由来はそのへんの事情にあるらしい。となると、『親知らず』という言葉が生まれたのはかなり以前のことになります。
 現代人なら、親知らずの生える年頃になっても親は健在が当たり前。親知らずの痛みをきっかけに、親子関係をじっくり考えてみるのも悪くないでしょう。                               




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