記憶の引き出し

今頃になって
韓流ドラマにはまる人の気持ちが少し分かってきた

そもそも韓国好きだったとか
好きなタレントがでてる以外で
突然ドラマにハマる人って
全員とは言わないけど
自分の思い出と重ねてる部分があるんじゃないかな

たとえば失恋のシーンにしたって
日本のドラマのそれはスタイリッシュに出来ていて
見るには見やすいけど
実際に大失恋をした人には薄い
シンゴヲヨ

その反対に韓国ドラマのそれは
んまーーー濃い濃い

去っていった恋人を思いながら
ケータイに残ってる過ぎし日の写メを見直すのは基本として
その写メの中の彼の
「オバカさん」とか「もう悲しませないよ」とか
紙芝居状態に声だけ聞こえてきたり

んー
なんていうか

失恋って
スタイリッシュになんて経験できない

しっかり捨てられちゃったのに
それでも顔見るだけでもイイとか
ホントに電柱の影から見るだけでいいとか
一緒の空気を吸うだけでイイとか

かっこわるい未練のオンパレードだったと
韓国ドラマを編集してて思い出した

旅に出てみたり
何度寝返りを打っても寝付けなかったり
抜け殻状態でボーッとできたり

ドラマにして撮影するのは
もったいないようなくだらない時間の積み重ねで
失恋の傷は癒えていくんだなー

そんな気分になりました
韓国ドラマ「憎くても可愛くても」
福岡でも好評放送中。
見て下さい～～