日本語に「上等」という言葉がある。
等級が上位であるとか、
値打ちがあるとか、
他のものと比べての「上等」である場合が多いのだけど、
若い人たちの間でよく使われる「上等」はちょっと違う。
●●上等
一見不利な立ち位置を省みて
だから何だってんだ、
そんな開き直りであり
そんなことに屈するものかという
強い心構えであり
ハッタリでもある
不良ドラマでよく使われてた
喧嘩上等
いいとも、喧嘩でカタをつけようじゃあないか。
あたりから始まり
最近は
勘違い上等
既出上等(笑)
勘違いしてたって、気に病むな
既に誰かが話した内容とかぶってても、気にするな
喧嘩に自信がある
そんな自分に挑んでくるなんて
願うところだぜ。ポキポキ。という
自信たっぷりの上等から
気にすんな
気に病むな
ワーワー、キコエナーイという
自分を励ますタイプの上等へ
時代の変化と共に
言葉の使われ方も変化するんだよなー。
KYまでは行かないまでも
そういう「わたし上等」な生き方に憧れる
駄文上等