岡山大学・津島キャンパスの広い広~い敷地の北東の端、環境理工学部の学部棟と馬場の東隣に、自然いっぱいの水辺空間が広がっています。その面積はおよそ4000㎡。2008年11月に完成した水循環施設のビオトープ池です。
ちなみに「ビオトープ」とは「その地域の各種の生物が、地域固有の自然生態系を構築している場所」のこと。
「誕生池」と刻まれた石碑が入口に据えられ、その先にゆるやかな丘が広がります。シバザクラの花壇を抜ければ
中央に小じんまりとしたビオトープ池。池の向こうには3本の水路と泉が設けられています。汲み上げた伏流水を泉で調整し、水路で水質浄化させながら池に流す仕組み。
もともとここは遺跡発掘で出た土砂の置き場だったとか。それが生まれ変わって1年半たった今、ビオトープ池はすっかり自然に溶け込んだ表情を見せてくれています。
本来は環境スペシャリスト養成のための教育の場ですが、一般にも開放されていますので、誰でも見学自由です。
池中の水生植物、水際の湿生植物を観察しながら散策し、あるいはベンチに腰掛けてのんびりした時間を楽しむ…。
また、園内のあちこちに掲げられた解説のパネルには、この一帯の縄文時代人の生活復元図なども描かれていて、自然派にも考古学ファンにもおすすめのスポットです。
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2012.1.14
Leo Marjane & Brassai - Seule ce soir, 1941
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2018.01.13
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2014.01.11
室津は港町として1300年の歴史があります。奈良時代に行基法師により5つの港が整備されました。そのうちの1つが「室(室津)」です。室津は江戸時代に一番の栄華を迎えます。
参勤交代で西国からの大名のほとんどが船で室津に到着し、ここから陸路江戸へ向かいました。室津は海と陸の接点、宿場町として栄えたのです。
知りたくないの・コニーフランシス 翻訳 甘く切ない歌声を
縄の浦山部赤人万葉歌碑
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金ヶ崎 HOTEL万葉岬 前
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「縄の浦ゆ背向に見ゆる奥つ島漕ぎ廻る舟は釣しすらしも」万葉集巻三、山部赤人。旅詠。「縄の浦」は相生湾。「奥つ島」は「沖つ島」で「鬘島」か。書は京都大学名誉教授澤瀉久孝氏の主著「万葉集注繹」の原稿から採字
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鳴島万葉歌碑
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金ヶ崎 HOTEL万葉岬 前
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「室の浦の湍門の崎なる鳴島の磯越す浪に濡れにけるかも」作者不詳、万葉集巻十二。「室の浦」は室津藻振鼻から金ヶ崎にかけての湾入。「鳴島」は金ヶ崎眼下の君島、金ヶ崎と鳴島の間が「湍門」、磯波のしぶきに濡れる舟行旅愁の歌。書は犬養孝博士。歌碑の立つ周辺には、約千本の各種の椿が茂る。
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万葉の岬 山部赤人 2015.01.10 「206」