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索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

2024-11-30 11:42:48 | 文学

索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

「マレビト」「常世」といった独自の概念を生み出し、戦前、戦後を通じて、国文学と民俗学に決定的な影響を与えた折口信夫(1887―1953)。

二十年来の研究を集大成し「折口学」と呼ばれる学問構想の全容を示した代表作が「古代研究」です。

来年、没後70年を迎えるタイミングで、折口についての様々な研究書や読み物が出版され、一般の人々の間でも関心が巻き起こっています。

そこで「100分de名著」では、難解といわれる折口の思想に現代の視点から新しい光を当て「古代研究」を読み解くことで「日本文化とは何か」をあらためて見つめなおします。

「古代研究」といっても歴史学の書ではありません。古代人の心性に論理を超えた直観で迫りながら、日本文化の基層にあるものが何なのかを明らかにしようという野心的な著作です。

そこでは、万葉集から新古今集に至る国文学の生成発展から、古代人の生活、聖賤入り混じる日本の芸能史、神道や伝説の深層まで、「マレビト」という鍵概念をベースにした、

縦横無尽な探索、論考が行われ、既存の学問的枠組みを超えた壮大な試みが展開されています。

「古代研究」を読み解いていくと、茶道や華道といった芸道や「おもてなし」に象徴される日本文化の隅々にまで、古代的な心性の深い影響が及んでいることがわかります。

また、ごく日常的な営みにも現れる日本人ならではの感受性が歴史を通じてどう育まれていったかを知ることもできます。

いわば「古代研究」は日本人の心性の原点を探りだす著作なのです。

HAUSER - Song from a Secret Garden

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第1回 「他界」と「まれびと」 「76」

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第2回 国文学の発生 「77」

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第3回 ほかひびとの芸能史 「77」

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第4回 「生活の古典」としての民俗学 「77」

 

 

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100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第1回 「他界」と「まれびと」 「76」

2024-11-30 11:37:27 | 文学

100分de名著 『古代研究』 折口信夫

第1回 「他界」と「まれびと」

折口にとって古代の世界観の根底となるのが「他界」の問題だ。

かつて日本列島に移り住んできた祖先たちが離別してきた出立の地を懐かしんだり憧れたりする心性が「他界」を生み出したのではないかと折口は考えた。

更に折口は、南方諸島の祭祀などに見られる、他界から時を定めてやってくる存在を「マレビト」と呼び、日本における神の原初的形態だという。

人々はマレビトを畏怖をもって迎え饗応し、マレビトは豊作などを予言して他界へ帰っていく。

この構造が、茶道や華道などの芸道や「おもてなし」に象徴されるの日本文化の隅々に影響を及ぼしているというのだ。

第一回は、折口が唱えた「マレビト」や「他界」という概念を解き明かすことで、日本文化の基層にあるものに迫っていく。

HAUSER - Song from a Secret Garden

索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第2回 国文学の発生 「77」

 

 

 

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100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第2回 国文学の発生 「77」

2024-11-30 11:36:53 | 文学

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

第2回 国文学の発生

人々がマレビトをもてなすのは、マレビトが他界からのメッセージを伝えてくれるからだ。

「呪言」と呼ばれるその言葉が、記憶に残るよう一定の形式をもって伝えられてゆく中で、和歌や物語の原型が形作られていく。

その際に「うたう」「かたる」という二つの方向性があり、それぞれが叙情詩、叙事詩に発展していくという。

第二回は、「マレビト」についての考察を発展させた折口の洞察から、国文学発生の現場に迫り、和歌や古典の物語が私たちにとってどんな存在なのかを明らかにしていく。

HAUSER - Song from a Secret Garden

索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第3回 ほかひびとの芸能史 「77」

 

 

 

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100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第3回 ほかひびとの芸能史 「77」

2024-11-30 11:36:03 | 文学

100分de名著 『古代研究』 

折口信夫 第3回 ほかひびとの芸能史 

折口の理論は「芸能史」にも新たな視角を与えてくれる。

芸能は元来マレビトの言葉やふるまいを模倣する行為「もどき」から始まったという。

それは日常性を超えた異世界性を帯びているが故に、聖性をもち、その裏返しとして賎性をも合わせもつ。

諸国を流浪する念仏踊りの聖や琵琶法師、門付け芸人らは、聖人的な側面をもちつつも「河原乞食」とも蔑称され疎外されてきた。

こうした聖と賤が入り混じったダイナミズムこそが日本の芸能の特質なのだ。

第三回では、折口の芸能についての論考から、現代の芸能文化や風俗にまで深く影響が及んでいる「聖と賤のダイナミズム」に迫っていく。

HAUSER - Song from a Secret Garden

 

索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第4回 「生活の古典」としての民俗学 「77」

 

 

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100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第4回 「生活の古典」としての民俗学 「77」

2024-11-30 11:35:33 | 文学

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

第4回 「生活の古典」としての民俗学

戦後の学問は、分野ごとに明確に線引きされ論理と実証のみによって事象を解き明かすことが主流になっていた。

しかし折口は、そのような細分化した学問では人間の心性を探ることはできないと真っ向から批判する。

文献のみに頼る研究だけではなく、身近な年中行事や日本各地に残る祭礼を掘り下げ、古代人の心を肌で実感し思考することの大切さを訴えたのだ。

その背景には、私たちの心は深いところで古代人と繋がっているという「実感」こそが、私たちの心を豊かにしてくれるという折口の信念があった。

第四回は、折口が「生活の古典」と呼んだ、私たちの生活に沁みとおった文化の基層としての「民俗」に迫っていく。

HAUSER - Song from a Secret Garden

(マラヒトの転で、稀に来る人の意。 江戸初期までは清音。

マロウドとも)大空・海の彼方・常世国などから来て村々をめぐり、富や齢をもたらし、その年に行うべきことを予告すると信じられている神。

「なまはげ」のように異形であったり、祖先神であったりする。

まれびと、マレビトは、時を定めて他界から来訪する霊的もしくは神の本質的存在を定義する折口学の用語。

折口信夫の思想体系を考える上でもっとも重要な鍵概念の一つであり、日本人の信仰・他界観念を探るための手がかりとして民俗学上重視される。

索引 100分de名著 『古代研究』 折口信夫 

100分de名著 『古代研究』 折口信夫 第1回 「他界」と「まれびと」 「76」

 

 

 

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携帯の想い出 2022.8.19~10.11 「携帯1」

2024-11-30 11:24:55 | 写真

携帯の想い出 

2022.8.19~10.11 

Malena - Ennio Morricone

2022.8.19

2022.8.20

 

 

2022.9.14  吉備真備

 

2022.8.20 吉備高原 鳴滝

2022.8.28 総合グランド

suwv同窓会 2022.7.8

 

2022.8.30

 

2022.9.17  芦津セラピーロード

総合グランド 2022.9.22

半田山植物園 2022.9.24

総合グランド 2022.9.26

伯耆大山 2022.9.29

龍の口 2022.10.9

写真 2020・2021・2022・2023 索引

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一乗谷朝倉氏遺跡 2015.10.02 「244」

2024-11-30 11:24:18 | 歴史

一乗谷朝倉氏遺跡 2015.10.02 

朝倉氏は現在の兵庫県養父(やぶ)市出身の豪族で、南北朝時代に朝倉広景が主人の斯波高経(しばたかつね)に従って越前に入国しました。

朝倉孝景の代、1467年の応仁の乱での活躍をきっかけに一乗谷に本拠地を移し、斯波氏、甲斐(かい)氏を追放して越前国(えちぜんのくに)を平定しました。

以後孝景(たかかげ)、氏景(うじかげ)、貞景(さだかげ)、孝景(たかかげ)、義景(よしかげ)と5代103年間にわたって越前国の中心として繁栄し、

この間、京都や奈良の貴族・僧侶などの文化人が訪れ、北陸の小京都とも呼ばれました。

しかし天下統一の戦いの中で1573年織田信長に敗れ、朝倉氏は滅び、城下町も焼き尽くされました。

Das gibts nur einmal, das kommt nicht wieder

 

「ただ一度だけ」(Das gibt's nur einmal )の 夢幻.

ただ一度だけ もう二度と来ない ただの夢かもしれない。

人生にただ一度 明日にはもう消え去っているかも。

人生にただ一度 だって花の盛りはただ一度だけ。 (Das gibt's nur einmal, Das kommt nicht wieder,

 

 

  

  

 

 

  

  

  

  

 

 

  

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

  

  

  

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

  

  

  

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歴史時代別 索引

 

 

 

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高松城水攻め 太閤岩 2020.4.20 「36」

2024-11-30 11:23:58 | 歴史

高松城水攻め 太閤岩  2020.4.20

 

 

Dinner/Nocturne - Yo Yo Ma plays Ennio Morricone

 

  旅 764 備中高松城址: ハッシー27のブログ

 

 

 

 

 

 

   石井山

 

 日差山  小早川隆景の陣

 

 

 

 

 

 

 

歴史時代別 №2 飛鳥・奈良~昭和・平成 海外編  索引

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携帯の想い出 2022.10.11~11.21「携帯1」

2024-11-30 11:22:22 | 写真

携帯の想い出 

2022.10.11~11.21

2022.10.23~10.26 秋 唐戸市場・角島・元乃隅稲成神社

仙崎・青海島・萩・浜田・玉造温泉など

Malena - Ennio Morricone

2022.10.11  半田山植物園

2022.10.16 岡大

2022.10.19 月の輪古墳

 

 

 

 

 

 

2022.10.23 宮島

唐戸市場

角島つのしま

元乃隅稲成神社

仙崎

 

青海島おおみじま

 

萩地図

萩城

 

 

玉造温泉

 

由志園

三石城

 

半田山植物園

 

郡山城

宇甘溪

牛窓 ローサ 

 

吉備の中山

総合グランド

半田山植物園 つわぶき (石蕗)

 

三星城

岩屋城跡  

写真 2020・2021・2022・2023 索引

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岡山県立岡山操山高等学校 人見絹枝 2020.10.3  「52」

2024-11-30 11:03:31 | 読書記事

岡山県立岡山操山高等学校

 人見絹枝 2020.10.3 

人見絹枝は本学の前身、二階堂体操塾の第3期生。

日本女性初のオリンピック(1928年(昭和3年)第9回・アムステルダム大会)出場を果たし、陸上競技女子800メートルで「死の激走」を演じた末、銀メダルを獲得。

日本女性初のオリンピックメダリストとなりました。
さらに1930年(昭和5年)第3回万国女子オリンピックにおいて、走幅跳で世界記録を樹立して優勝、個人総合得点で第2位となりました。

「太ももを露にして女が走る」と罵られた時代に、偏見と戦いながら、日本女性の存在を世界に示した最初の女性であり、我が国初の女性スポーツ記者でもありました。

Lucienne Boyer - Parlez-Moi D'Amour [1930]

  福浜熟年大学 人見 絹枝 2018.7.24 「8」 - snclimbエス・クライムのブログはじめました!

 

 

人見絹枝という生き方 オリパラこぼれ話:人見絹枝の生涯㊦ 粉骨砕身、日本の女子スポーツ発展に奔走 | 毎日新聞

 

 

 

 

 

  オリパラこぼれ話:人見絹枝の生涯㊤ おてんば娘が日本人女性初のメダリスト | 毎日新聞

 わいワイ がやガヤ 町コミ 「かわらばん」 みなトコ×みなとQ » 人見 絹枝(四)

 

博物館ニュース 第32号

読書記事 2020 索引

人見絹枝 索引

 

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索引 曹源寺美術展

2024-11-29 18:25:03 | 絵画

索引       曹源寺美術展

2CELLOS - Perfect - Ed Sheeran

 

生かされている 曹源寺現代美術備前焼 ① 2018.4.11 「5」

知足たるをしる 曹源寺美術展 禅と備前Ⅲ 2019.11.21 「27」

 

護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 前編 2021.4.7  「60

護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 後編 2021.4.7 

無限 mugen 曹源寺  2023.4.3 「83」

曹源寺美術展 禅と備前 VI 不完全 「17」 2024.10.30

climb110 曹源寺 禅の道 2024.11.9 「17」

 

 

 

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護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 前編 2021.4.7  「60」

2024-11-29 18:22:25 | 絵画

護国神社から曹源寺美術展

 『遊戯三味』 前編 2021.4.7 

 

Chopin: Complete Nocturnes (Luke Faulkner)

 

索引 曹源寺美術展

護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 後編 2021.4.7 

 

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護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 後編 2021.4.7 

2024-11-29 18:22:07 | 絵画

護国神社から曹源寺美術展 

『遊戯三味』 後編 2021.4.7 

 

Chopin: Complete Nocturnes (Luke Faulkner)

 

   

索引 曹源寺美術展

護国神社から曹源寺美術展 『遊戯三味』 前編 2021.4.7  「60

 

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生かされている 曹源寺現代美術備前焼 ① 2018.4.11 「5」

2024-11-29 18:10:53 | 絵画

生かされている 

曹源寺

現代美術備前焼 ① 2018.4.11

 

庭瀬工房講師 加藤直樹 が 備前焼と現代美術の中で作品を発表しています。

護国山 曹源寺 境内・庭・書院にて 4人の備前焼作家と4人の現代美術作家が曹源寺を背景に展示されております。

美術館の展示とは違って、壮麗な曹源寺の中に溶け込んで作品がまさに「生かされている」感じです。

2CELLOS - Perfect - Ed Sheeran

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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索引 曹源寺美術展

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生かされている 曹源寺現代美術備前焼 ② 2018.4.11 「5」

2024-11-29 18:10:37 | 絵画

生かされている 

曹源寺現代美術備前焼  ② 2018.4.11

 

Caitlin Tarver - Summertime Sadness

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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索引 曹源寺美術展

 

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