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赤道の場所

2022-09-18 10:48:47 | 日記
中学1年生の世界地理では、赤道の場所を問われる出題が多く見られます。授業の中では「アフリカ大陸のどこを赤道が通ると思う?」と生徒たちに尋ねると、6割、7割の生徒がアフリカ大陸の上の方を指します。思った以上に下の方を赤道が通ること、目印としてビクトリア湖があることを教えます。

アジアではインドネシアを通り、シンガポールやマレーシアのあたりをかすめていきます。この辺りは生徒たちも想像していた通りのようで覚えやすい様です。



そして南米ではちょうど納豆に入っているタレの切込みのような形をしているところを通るよ、と話すとなんとなく想像できるようです。南米のエクアドルやブラジルを通り、さらにエクアドルの国名そのものが赤道を意味していることやガラパゴス諸島はエクアドルの島であること等を生徒たちに教えます。ガラパゴスゾウガメやガラパゴスリクイグアナなど、独特の固有種が多く生息し、いくつかの画像とともに紹介するとその見た目に驚く生徒がいます。ガラパゴス島がガラケーの語源にもなっていることなども話すと、生徒たちは面白そうに話を聞いています。

こんな風にできるだけ印象に残るように、興味を引くように話をしますが、それでもまだ赤道の位置を間違えてしまう生徒が時々います。まだまだ工夫の余地があることを痛感します。