南米エクアドルのガラパゴス諸島はどんな島々なのかを生徒たちに見せるため、グーグルマップで下見(?)していました。ガラパゴスゾウガメでもいれば生徒たちも驚くかなと思い、探してみることにしました。地名などの予備知識がほとんど無いため、ストリートビューの線が現れる場所を適当にクリックしてみました。
日本の感覚では、人間が通る道から簡単にみられる動物と言えば、スズメやハト、カラスなどの鳥類、たまに野良猫を見かけるくらいで、野良犬でさえほとんど見かけなくなりました。ですから、カメを見つけようと思えば川沿いを一生懸命探してやっと、と言うところでは無いでしょうか。しかし思いの外簡単にガラパゴスゾウガメ(だと思います。)を見つけることができました。それもあちこちに結構な数がいます。ふと、もしかするとここは観光客用にガラパゴスゾウガメを飼育している動物園や公園かもしれないと思い、ストリートビューから通常の地図に切り替えてみましたが、どうもそうでは無いようです。観光客が通る道を平然と歩いているその姿に思わず見入ってしまいました。こんな自然がまだ残っているのですね。
考えてみれば創研塾で生徒たちと真夏の夜に行った御嶽山ですらカモシカ、ヘビ、さらにムササビまで見られたのですから、ガラパゴス諸島にはこのような自然が残っていても不思議ではないのかもしれません。ただ、自然を壊してしまうことは簡単にできても自然を作り出すことはできないですから、これらの自然をどのように守っていくかは真剣に考えるべきだと感じました。
さて、昨日から中学校の中間試験が始まっています。今日から始まっている学校もあります。まだまだ休みが取れない期間が続きますが、休憩時間などにはこのガラパゴス諸島の話なども交えて生徒たち、そして私自身の気分転換を図りながら頑張っていこうと思います。
〇ガラパゴス諸島(目の前にゾウガメが見られます。)
※グーグルマップ