中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

おーっ!正解!

2022-09-26 17:04:40 | 日記
今日は小学生の算数から担当しており、規則性の問題に取り組んでいます。これは小学校で学習する内容をやや超えてはいると思います。中学受験を考えている生徒対象のクラスではありませんが、将来の高校受験で都立高校なら自校作成校レベル、または私立難関校を受験することを考えている生徒を対象としているため、難しいのを承知で取り組んでいます。今日の授業の中では、私が苦戦するかなと想像していた問題でも、あれこれ考えた後に自力でほとんどの問題で答えを出せていました。私も嬉しくなって「おーっ!正解!」と声を上げてしまいました。
都立高校の数学の入試問題では、毎年大問2に規則性などをその場で見つける問題が出題されます。実は以前も書いた通り都立高校の入試問題では、数学は平均点を比較的容易にとる方法があります。それは、大問1と大問2と大問3の基本的な問題を正解することです。毎年ほぼ傾向が同じなので対策をしやすいところです。この大問2を解くには、柔軟な思考と粘り強く考える力、そして規則性を見つける観察力が問われます。
難しい問題やぱっと見では分からない問題に出会ったとき、自力で解法を導き出すには、日頃からじっくりと考えること、さらに解いてみよう、解いてやろうと思える気持ちが大切です。よく考えもせずに解答を見てしまったり、すぐに質問して答えを聞いて安心してしまうようでは、このような問題に対応する力は培われません。また、短期間に簡単に養われるものではなく、日常的に考える習慣をつけ、時間をかけて身につけて行くのがこのような考える力です。
創研塾ではじっくりと時間をかけ、しっかりとした考える力を身につけられるように指導しています。