電力購入先を既存電力会社から新電力に切り替えるスイッチング数が9月末には全国累計で500万件を超えそうです。同じ電力会社の新メニューに切り替えるスイッチングも4割程度あるようですから新電力に切り替えるスイッチング件数は500万件の6割で300万件くらいでしょうか?今後もじわじわと増えると思われ、自前の発電所を持たない新電力も多いのに、将来的に新電力の供給力が不足するのではと言う心配も出て来そうです。
考えてみると、新電力に切り替えるという事は既存電力の販売量が減るという事になりますので、それでは困る既存電力は余った電力を電力卸市場に売りに出す事になります。それを新電力が調達して顧客に販売できますので、結局販売ルートが変わっただけで総量(供給力)は足りる事になります。
電力卸市場は自由市場で、安い物から売れる市場ですから、既存電力は半独占で高めに決めていた価格を押し付ける事は出来なくなり、より安い市場価格での販売となります。その結果、電気料金は下がる事になる・・・という好循環イメージは新電力へのスイッチングが1割を超え2,3割になってくると現実味が出てくるのでしょうか? お楽しみ。
9月9日(土)晴れ
発電量 19.4kWh (AiSEGデータ)
売電量 15.4kWh
自給率 236.6%
設備利用率 19.2%
日照時間 8 .8h
日照時間当たり発電 2.20kW
連系以来 2949日(8年と27日 )