東京電力福島第一原発の事故収束に向けた中長期ロードマップ(工程表)は改定ごとに数年単位で遅れるようです。まだ先の話という事で最大四十年かかるという計画は今回も維持したようですが、今の遅れが将来取り戻せるとは思えません。この先の最難関 溶け落ちた燃料デブリの回収は世界に前例がない複雑さ困難さ量の多さで、その方法は想像もできないようです。40年どころか80年経っても解決できない? フランスでは確立している再処理を六ケ所村の再処理工場では何年経っても実現できず延期を続けている日本の原子力技術の状況を見れば、福島でも事故収束が遅れるであろうことは予想できます。出来ないとは言えないから延期を続けるむなしさ。
そもそも40~60年後には事故を起こした当事者はすでに残っておらず、事故の責任を感じてどうしてもやり通すという気概を持った人材が果たして日本に育って居るのでしょうか?
一旦、シビア事故になればこのような解決不能の厄災をもたらす原発を地震・火山・津波国日本でさらに稼働させようとする気が知れません。電気を大量に必要とした高度成長期はすでに終り、これからは成長はしても省エネ・省電力技術のお陰で電力はさほど使わない時代です。原発を必要とした時代は終わったと思われます。
9月25日(月)晴れ
発電量 19.5kWh (AiSEGデータ)
売電量 16.7kWh
自給率 278.6%
設備利用率 19.3%
日照時間 10 .6h
日照時間当たり発電 1.84kW
連系以来 2965日(8年43日 )