「化石燃料の産業復興を目指すドナルド・トランプ氏が米国の大統領に就任しても、火力発電に伴うCO2(二酸化炭素)の排出量を削減する取り組みの重要性は変わらない。米国の石油・天然ガス産業の中心地テキサス州で、CO2を100%回収できる火力発電プラントの建設計画が着々と進んでいる。
「超臨界CO2サイクル火力発電システム」と呼ぶ最先端の発電技術を世界で初めて運転させる計画だ。開発メンバーは東芝のほか、米国最大の電力・ガス会社であるエクセロン(Exelon)、大手プラント建設会社のCB&I(Chicago Bridge & Iron)、超臨界CO2サイクル火力発電の技術を開発したベンチャー企業のネットパワー(NET Power)の4社である。このうち東芝はシステムの中核になる発電機と燃焼器の開発・製造を担当する。」2016/11/18付けのブログ記事より
この超臨界CO2サイクル火力発電の実証実験を2017年にアメリカで行うとありましたが、その結果報告がまだネット上で見つかりません。1年位では結果が出ないのかも知れません。この火力発電が10年後にでも実用化できると小型で高出力、CO2排出なしの火力発電所が各地に設置され地域ごとの電力供給が可能になり、再エネ発電と共に地産地消の電力供給が一気に進むことになります。
その結果、原発を始め超大型発電所や長距離高圧送電線を不要化する事になると言う期待が大きいので実証実験の結果に注目しています。
HIT210(4.2kW)の発電データ
1月17日(水)曇りのち雨
発電量 2.6kWh (AiSEGデータ)
売電量 1.3kWh
自給率 32.1%
設備利用率 2.6%
日照時間 0.2h
日照時間当たり発電出力 -.--kW
連系以来 3079日(8年157日 )