通信機能を持ったセンサが超小型、低コストで作れるようになり、僅かな電力消費で通信できる技術が可能になってIoTビジネスが爆発的に普及し始めている・・・という事らしいです。
例えば自動車の部品にセンサが埋め込まれ、生産ラインでの在庫管理、品質管理がオンラインで把握でき、部品発注も組み立て工場から直接オンラインで供給会社に届く事で隙間・遅れのない部品製造・調達が可能になり生産性があがる(人の介在が減る)事になるようです。これは既に多くの生産ラインで行われているようです。
このセンサ類が完成車に埋め込まれたままユーザに渡り、常に稼働状態をネット経由でセンターに通信する事で部品類の状況をモニターできるので、故障に至る前に異常を発見して修理が行える!どこかのコマーシャルで聞いた様な話です。すでに一部で行われているかも知れません。
課題はセンサーを機能させ、データを通信する電力をどのように調達するか?
IoTセンサ例(台湾メーカ製温度・湿度センサー)数センチ角の大きさ
センサ回路は小さいのですがボタン電池が大きな面積・体積を占めています。こんな”大きな”電池を積んでいても電波の届く範囲は直視が効く10m以下の範囲です。自動車や家電の部品に埋め込むには全体を1㎝角以下に小型化し、電源を何とかする必要がありそうです。ボタン電池ではなく僅かな光で発電するとか熱や振動で発電する「環境電池」が実用化されると一気に進むのかも知れません。
世界のIoT導入率(総務省ネットH28年版白書:IoT導入率より)
2020年の予想では日本は米国、中国、ドイツ、英国、韓国などに大きく後れをとるようです。「導入意向が低い」つまりやる気がない事が理由だそうです!
このところ政治家がよく使う”技術立国日本”と言う言葉が虚ろに聞こえます。
HIT210(4.2kW)の発電データ
2月1日(木)曇り日差し
発電量 4.7kWh (AiSEGデータ)
売電量 2.4kWh
自給率 50.5%
設備利用率 4.7%
日照時間 0.1h
日照時間当たり発電出力 -.--kW
連系以来 3094日(8年172日 )