雪に囲まれた車でエンジンを掛けていると排気管が雪で詰まり排気ガスが”逆流”して車内に入りCOガス中毒になると言う事故が報道されます。
排気ガスが逆流?って何で?と思いますよね。排気管の出口付近に雪が積もると排気管が詰まると言うのがまず不思議。排気ガスの温度は相当高いから降ってくる雪はすぐに融けてしまい詰まる事はまずありません。そもそも排気管が詰まったらエンジンは止まります。詰まるのではなく車の周りに雪の壁が出来て排気ガスがその中に溜まり始めると言うのは分かる気がします。この溜まったガスが車の隙間から入り込んで来るという事でしょうか。車体が気密構造になっていないと入り込む可能性がありそうです。でもこれは”逆流”と言うより”浸入”と言うのが適当かも。
この浸入を防ぐには車内の気圧を外部より少し高くする事が有効のようです。車内換気を外気吸気にするだけで良さそうです。換気用の吸気口はボンネットとフロントガラスの境目の空間にあるそうですから、雪の壁がそこまで高くない場合は溜まった排気ガスを吸い込むことは無さそうです。でもCOガスは空気と同等か少し軽い気体(0.967)ですから車の下だけに溜まるのではなく車の周りに浮遊しそうですから安心はできません。
COガスはエンジンが酸素不足などで不完全燃焼した時に出る有毒ガスですから、車の前部が雪に塞がれてエンジン用給気量が不十分にならないようにする方が一番効果的かも知れません。まぁ車の中で雪に囲まれたくはありませんが・・・
HIT210(4.2kW)の発電データ
2月9日(金)晴れ
発電量 23.8kWh (AiSEGデータ)
売電量 18.2kWh
自給率 145.1%
設備利用率 23.6%
日照時間 10.1h
日照時間当たり発電出力 2.36kW
連系以来 3102日(8年180日 )