風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

組みひもで電気を通す糸

2018年11月11日 | スイッチング数推移など

 「バブル経済が崩壊した90年代、主力の着物が売れなくなった。「受け継がれた技術も、顧客の需要がなければ途絶える」と考え、主力商品を着物からマフラーなどのファッション小物に切り替えた。
 ほどなく、デザイン性の高さに有名ブランドが目をつけた。「時代を先取りする商品を」と難しい発注を受けたが、職人としての信条は「『できない』とは言わない」。苦労の末に生み出したマフラーはよく売れた。評判は業界に広まり、他のブランドからも依頼が殺到。有名ブランド10社以上のOEM(相手先ブランドでの生産)を引き受けるようになった。
 評判は海外にも響き、2004年にはニューヨーク近代美術館が商品カタログの表紙に、同社製のマフラーの写真を採用した。
 そして、グーグルとつながりのある企画会社が、その技術の応用力に注目。14年冬に「電気を通す糸」の開発を要請された。髪の毛より細い銅線がすでに開発されており、課題はその銅線にどうやって強度を持たせるかだった。
 提案したのは、複数の糸を組み上げて強いひもにする「組みひも」の技術の応用だ。銅線の周りに何本もの化学繊維を組み合わせることで、銅線が切れにくくなった。この糸は、衣類の袖口にタッチパネルのような機能を持たせ、触るとスマートフォンを操作できる最先端の衣類に使われ、海外で市販されたという。
 「流行を追いかけると二番煎じになる。オリジナルのもので勝負したい」。この道50年。仕事への意欲に衰えはない。(村上晃一)」11/11 15:25付け朝日新聞電子版「グーグルが熱視線、現代の名工に 「電気を通す糸」開発」より

 電気を通す糸を使った衣類と言っても暖房ではなく袖口にタッチパネル機能を持たせると言う発想は新鮮です。指先でのスマホ画面の入力が苦手な身としては袖口のタッチパネルで入力?と言うのは興味深い発想です。でもどのようにして実現するのか?想像がつきません。

HIT210(4.2kW)の発電データ

11月10日(土)晴れのち曇り
太陽光発電量      16.0kWh 
エネファーム発電量(おまかせ)    6.5kWh
W発電量        22.5kWh
売電量         15.3kWh
買電量          2.4kWh
W発電自給率     234.4%
発電設備利用率       19.1%
日照時間           5.9h
連系以来   3376日(9年89日)

 

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