「三重県伊勢市の老舗「ゑびや大食堂」が12月1日から、来客数を人工知能(AI)で予測するシステムを全国の同業者向けに販売する。以前は、そろばんで会計する“機械音痴”な店だったが、6年前に店を継いだIT企業出身の小田島春樹社長(33)が独自にシステムを開発。的中精度は9割を超えており、「人手不足や食品ロス(廃棄)に悩む店の力になりたい」と話している。」 「手書きだった売り上げ記録はパソコン入力に変え、レジも導入。天気や伊勢神宮への参拝客数、近くのホテルの宿泊客数、イベント情報、自社ホームページへのアクセス数などの情報を集めた。こうして蓄積した百五十項目のデータを基に一日の来客数を予測するAIを開発した。
当初の的中精度は八割。データの使い方や予測数の計算方法を見直し、現在、予測と結果の誤差は一割以内で推移する。
予測によって食品ロスが七割減っただけでなく、勤務シフトを無駄なく組めるようになった。余裕が生まれた従業員は接客サービスに力を入れ、土産品の開発も手掛けた。時間帯ごとの来客予測もできるため、料理の準備が効率的になり、客の回転率も上がった。昨年の従業員一人あたりの売り上げは一千万円を超え、一二年の三倍に。従業員の給与を上げ、有給休暇制度も充実させた。」11/27付け東京新聞夕刊「来客予測9割的中、AIで働き方改革 伊勢の老舗食堂、全国で販売」より
AIが来客予想にも使われ、しかも的中率90%!と言う記事です。的中率を左右するのは入力データでしょうが、これは店によって大きく違うはずでカスタマイズが決め手?かも。でもAI応用事例として面白そうです。無料イベントの来客数なんかにも使えれば便利そうですが、どんな場合でも入力データが決め手。その使えるデータを如何にして集めるか?その適性は日々移り変わるでしょうから・・・ 天気予報はすでにAIで予想されているんでしょうか?
HIT210(4.2kW)の発電データ
11月26日(月)晴のち曇り
太陽光発電量 11.8kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 5.1kWh
W発電量 16.9kWh
売電量 11.4kWh
買電量 2.9kWh
W発電自給率 201.2%
発電設備利用率 14.4%
日照時間 6.0h
連系以来 3392日(9年105日)