「産業技術総合研究所(産総研)は21日、大容量で劣化しにくいリチウムイオン電池用の負極を開発したと発表した。負極のステンレス基板上に一酸化ケイ素(SiO)の薄膜を密着させて導電性を高める工夫も施したことで、現在主流の黒鉛電極と比べて蓄電容量が約5倍に達した。電極の劣化も抑えられるため、充放電を200回行っても容量は初期値の97%を維持した。産総研はリチウムイオン電池のさらなる大容量化と小型化に貢献できるとしている。」11/22付け電気新聞デジタル「産総研、劣化少ない負極開発/リチウム電池、容量は5倍」より
蓄電容量が5倍で充放電回数が200回で容量が初期値の97%と言うのは優れているのかどうか分かりませんが、4000回(一日1回として11年)でも80%程度ならば充分実用的かも知れません。ここ2,3年で製品化出来れば素晴らしいのですが・・・ これから住宅用高性能蓄電池の動向が気になります。
HIT210(4.2kW)の発電データ
11月21日(水)晴れ
太陽光発電量 19.1kWh
エネファーム発電量(おまかせ) 6.6kWh
W発電量 25.7kWh
売電量 18.4kWh
買電量 1.1kWh
W発電自給率 302.4%
発電設備利用率 21.9%
日照時間 4.7h
連系以来 3387日(9年100日)