こじらせ女子ですが、何か?

心臓外科医との婚約を解消して以後、恋愛に臆病になっていた理穂。そんな彼女の前に今度は耳鼻科医の先生が現れて!?

謎の円盤UFO.

2025年01月17日 | 日記

「謎の円盤UFO」というドラマシリーズを見ました♪

 

 >>スーパーマリオネーションを製作しつづけてきたジェリー・アンダーソンが人間の俳優を起用して創り上げたSF特撮TVシリーズ。ミサイルを機首に装備した迎撃機インターセプターや、船体前部が超音速ジェット機として分離できる万能潜水艦スカイダイバーといった、メカデザインの秀逸さやバラエティにおいては傑作「サンダーバード」に勝るとも劣らないクオリティ。出演者の未来感あふれるファッションも今なお色褪せていない。

 

 と、あらすじのところにあったり

 

 わたし、サンダーバードとか通ってきてない世代ではあるのですが(汗)、「昔のなつかしいアニメ」系のテレビ番組か何かでサンダーバードをちらっと見た時……やったら緻密に出来ててびっくりしたような記憶があります

 

 んで、SF系のものとか見てると「あなたへのおススメ☆」的な感じで、時々こうした「面白そう」な感じのが乗っかってくることがあり、それで見たというか(^^;)

 

 特撮系のものとかUFOとか、そうしたのが好きじゃない方にはまるきりおススメしないのですが、1970年という古いドラマながら、そうした時代の古くささを一切感じない、自分的に映像の雰囲気などがすごく好きなドラマだったと思います(どーでもいいことなんですけど、萩尾先生の漫画を70~80年代に映像化していたとしたらこんな感じだったんじゃないかな……と、時々脳内でバグることがあったり)。

 

 以下、全26話見たわたしの雑感ですが、ストーリー的にはたぶん、多くの方が欲求不満になるんじゃないかなとは思っていて。わたしの書いてるこの感想を軽くナナメ読みするなどして、「見てみようかな」と思われる方は基本的にいないと思うものの――わたしがこのドラマシリーズを毎日コツコツ1話ずつ見たのって、最初のほうで提起されてる「結局UFOってなんなのか」とか、「UFOに乗ってやって来る宇宙人の目的は何か」ということが、話が進むにつれてやがてわかる……という部分に期待して、だったのです。。。

 

 ところがですね、この宇宙人が地球人を誘拐して臓器を盗んでなりすますことがあるらしいとか、それが何故かといったドラマ見てる側が「その部分を一番知りたい」という事柄については最終話まで見ても一切ほとんどヒントらしきものや、「視聴者であるあなたのご想像におまかせします」といったカケラもなく終わるといっていいと思うんですよね

 

 なので、わたしと同じようにその部分を目的として見た方の場合は、「チッ☆」となったり「イラッ☆」として見終わることになるかもしれません。わたし、Xファイルも途中で挫折したタイプなのですが、それでもXファイルの場合は時々、ちゃんと痒いところに少しだけ手が届く回というのがあった気がします。でも、「謎の円盤UFO」の場合は痒いところに一切手が届くでもなく終わる感じといっていいのではないでしょうか(^^;)

 

 でもまあ、ファンの方にしてみれば「バカだなあ。「謎の円盤UFO」の面白いところはそーゆーところじゃないのにさ」ってことなんでしょうし、最後のほうに差し掛かるにつれ、「あれ?これ絶対26話まで見ても終わらないっしょ」ということがわかってくるのですが、もうその頃には「どうせもう数話だしな」ということで、結局最後まで見てしまうのです。。。

 

 それはさておき、1話完結方式ということで、「う゛~ん。わたし、最後の26話まで見終わるかしら?」とか、「なんか途中で挫折しそうだなあ」と思ってたにも関わらず、わたしに最後まで見させたことには理由がありまして、最初に「宇宙人が地球人をさらい、臓器を盗んでいくことがあるらしい」という謎が提起されていることから……最後近くにでも「何故そんなことをするんだ!?」といった宇宙人との問答シーンでもあるのではないかと期待した――ということがあったり、また、確か第3話の「猫の目は宇宙人」あたりだったですかね。「謎の円盤UFO」と闘っているのは、SHADO(シャドー、Supreme Headquarters of Alien Defence Organisation:異星人防衛機構最高司令部)というところなのですが、ここに所属している隊員さんが宇宙人が乗り移ってるらしき猫に操られる……といった場面がありまして、この隊員さんがですね、他の味方の隊員さんを「喰らえ!猫拳殺法!!ンミャー!!」とばかり攻撃するシーンがあるのです。ここ見た瞬間、わたし思っちまったのですよ、「このドラマ、絶対最後まで見よう!!」みたいに(笑)。

 

 それで、この宇宙人が乗り移ってるらしきぬこさんが最後どうなったかというと……「そうだ!猫には犬だ!!犬を放て」みたいな話運びになり、何匹ものかわゆいわんこが放たれることになるわけです。

 んで、

 かわゆい犬:「尻尾を振りながらわほわほ

 ぬこ:「ンミャー!

 犬:「無邪気に尻尾を振ってわほわほ

 ぬこ:「ンミャー!!」、

 犬:「さらに尻尾を振ってわほわほ

 ぬこ:「ンミャー!!!

 ……という繰り返しにより、たぶんこの宇宙人が乗り移ったと思しき猫さんはわんこどもにモミクチャ☆にされたのではなかろーかという末路を辿ります。。。

 

 んで、このシャドーの最高司令官であるストレイカー司令官という方が主人公のようなのですが、格好いい言い方をするとしたら「宇宙人の侵略から地球を守るためには手段を選ばん」というのか、結構非常で冷徹な感じの人だったりするわけです。

 

 そんで第5話のところで、このエド・ストレイカー司令官にも確か9~10歳くらいだったでしょうか。そのくらいの息子さんのいることがわかります。わたしこの時、ストレイカー司令官って心の冷たい任務第一の人……みたいなイメージが強すぎたので、それじゃ視聴者さんの共感を得られないってことで、「ストレイカー司令官も人の子キャンペーン☆」と言いますか、主人公である彼に共感できるエピソードがようやくやって来た――とか思って見てたところ、これが(いい意味で)本当にひどい!!

 

 ストレイカー司令官には別れたメリーさんという名前の奥さんがいて、第22話あたりで、結婚→シャドー誕生→仕事が忙しすぎて別れることに……みたいな、詳しい事情が出てくるのですが、この第5話のところを見る限り、元奥さんのメリーさんは結構なとこひどい人にしか見えないかもしれません。ストイレイカーは、久しぶりに息子と会って愉快に遊んだりして家まで送っていくのですが、メリーさんはすでに再婚していて新しい夫がいるのですね。んで、息子くんはお父さんにプラモデルを見せたいってことで、「ちょっと待ってて!!」みたいに言ってて追いかけてくる。でも、メリーさんが現在の夫に配慮してか「今日はもう帰ってくださらない?」的なことを言って追い返し……車に乗って帰ろうとするストレイカーを折ってくる息子くん。ところが、反対側から車が猛スピードでやって来て、プラモを手にした息子さんは車に轢かれるというか、吹っ飛ばされてしまう

 

 メリーさんは取り乱し、ずっと「あなたのせいよっ。なんとかしてっ!!」という態度であり、実際のところ、息子くんが事故に遭ったのはメリーさんのせいでもあった。何故なら、パパにプラモ見せたいっていうんだから、「ああそう」とでも言って、そのあとストレイカーには帰ってもらえば良かったわけです……でももちろん、自分のせいだなんていうふうには受け止められないメリーさんは、病院でもずっとショック状態で泣いてばかり。。。

 

 いえ、わたし流石になんぼなんでもこれで息子くんが死ぬのはひどいと思ったため……どーにかこーにか最後には助かるんじゃないかと思ってました。と、ところがですね、息子くんは最後死んでしまい、ストレイカーはメリーさんに「もう2度とあなたの顔なんか見たくもないっ!!」とかひどいこと言われて話のほうは終わるのです

 

 わたし的に、仕事仕事で忙しく、何かと大変なエド・ストレイカーに第二の幸せは訪れるのか!?と思ったりしたところも、最後まで見ることになったストレイカーのキャラとしての魅力だったかもしれません。ストレイカーに関しては特にファンといったことはないのですが、彼がもしサングラスかけたら「マージナル」のメイヤードにちょっと似てるんじゃないかってところも、個人的好ポイントではありました(笑)。

 

 まあ、結局のところ、宇宙人さんを捕獲するようなことがあっても彼らが何者なのかまではよくわからず、毎度毎度核心に迫るところまではゆかず、「この宇宙人は結局何がしたいんだ?」とか、「ここまでのことが出来るなら、ムーンベース(月にある基地)なんかもとっくの昔に攻撃して自分側の拠点に出来てそう」などなど、色々と突っ込みどころが満載でありつつ、シャドーはそんなこんなで今日も地球を宇宙人どもから守っているのだ――てな感じのところで話のほうは終わります

 

 

 

 あ、ムーンベース(月面基地)で思いだしたんですけど、あそこを守ってるらしきエリス中尉といった女性は紫色のカツラ被ってますけど、明らかに「このほうがなんかルナティックな感じでいいでしょ」的な、雰囲気的なもので被ってるんでしょーね、あれは(笑)。でもそうしたところも含めて、登場人物のファッションがとても素晴らしく、他に部屋を飾るインテリアなど、すごく自分好みだったので、それで最後まで見ることになった作品だったと、そのように思うものであります。。。

 

 それではまた~!!

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 惑星シェイクスピア-【あと... | トップ |   
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事