宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

うちのおばちゃんへ

2010-08-12 13:20:37 | 祈り
 僕が神界に帰ってから、よく心をくだいて昌美のため、

会のために尽くしてくれてありがとう。

 おばちゃんの支えがなければ、みんなここまでやって

こられなかったろう。

 僕が今、自在身を得て、君のことを想うと、つくづく君の

思慮の深さと明るさに救われ支えられた一生だったと思う。


 僕は君に出合って、君によって真実の宗教家としての

自分を育てられたと思う。そして君と出合ったことを、

本当にこれは神の愛念だったと深く識る僕なのだ。

 ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、この身に

おそってくる痛みや業想念のものすごさを訴えた。

 この地上で、唯一僕が、痛い寂しいということの

許されるのが君だった。このことを僕はどれだけ感謝

したか、又、今もしているかわかるだろうか。


 人間というものは、どこか一カ所に風穴を持って

いなければ、どんな聖人でも身が持つものではない。

 まして僕は、五井昌久という個性をそのまま肉体に

のこした宗教者だった。

 僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりはしない。

 ただ地上でそれを知っているのは君だけだ。そうして、

その君が僕の妻であったことを、僕は神慮だったとおもう。

 しみじみと今、僕は君をおもっている。自在身となった

僕は解き放たれた自在身として、一層君のもとに光を

おくっている自分に気付くのだよ。


 どうか元気でいておくれ。風邪などひかないようにして、

自分の心を大事に生きておくれ。 

 僕が地上にいる間、君は君の心を僕にささげてくれた。

 今、光となった僕が、君をしっかりと受けとめる番だ。


 又かくよ。祈っている。

                     昌 久