清龍名物の｢蔵巡り＋聞き酒｣が水曜日にも行えるようになり、１５名ほどで参加してみた。

2017-10-18 06:34:46 | 見学

この企画は　私が引率します　sosamu@ya2.so-net.ne.jp

　蓮田の造り酒屋｢清龍｣、食事処が大きくなってから２度目の訪問。以前は土曜・日曜日に限られた聞き酒(蔵巡り)の企画。水曜日も実施されるようになり参加してみる事にした。とにかく100名程度が入れるようになり、企画もアバウトになりつつあるが、そこは美酒を楽しむ事を目的に集まっている仲間。多少の事は目をつむりたい。

　うれしいのは、落としどころ(トイレ)がきれいになった事、今までは駐車場の一角にある公衆便所のような物から、蔵(食事処)に隣接するきれいなトイレ。和式からフォッシュレット付きの最新型になったのもありがたい。水曜日はやはり蔵巡りはあるらしい。短縮版で30分程度の物であるが、清龍の蔵を見学する事から始められる。

　私が最初に参加した頃は、最大20名程度、最近は100類規模だからたいした物である。その後いよいよ聞き酒の始まり、社長曰く｢酒は売るほどある｣｢自己管理でのんでほしい｣の口上。最近は飲むだけの目的で清龍に触れようという感じの方が減っているような気がするが、そうであれば近所の居酒屋で楽しむべきである。

　2階建てとなった食事処。今日は社長の計らいで、ステージに近い席を確保してもらった。いつものように簡単な摘みが、テーブルに準備されている。今日は突然のキャンセルが出たので、食事が余っている。キャンセルは２日前までしかできないので、留意する必要がある。

　松花堂弁当のような物に、つまみが４種。①煮物(麩・エビ・タケノコ｢旬の煮物｣)②天ぷら(エビ・春菊・レンコン)③和え物＋デザート(煮物等)④お造り(甘エビ・鮪)となっていた。早くから作っているせいか、天ぷらが冷めているのが残念ではあるが、欲を言ってもしょうがない。

　そのほかに前菜３種、①イカの酢の和え物②切り干し大根③海鮮の和え物などもすでにセッティングされている。清龍名物、聞き酒セット５種も準備されている。まずは、ビールで乾杯。その後、聞き酒セットをたしなめばあいたグラスに次から次と追加してくれるのが清龍流、考えて飲まないと20種以上は提供されるのでダウンしてしまう。

　しばらくしていると｢水なすの田楽｣が出された。これはできたてが出される。熱々の物がありがたい。ボリュームもある。日本酒にも合っている。今日は、それぞれに釜が準備されている。アサリの釜飯ご飯が今日の飯物らしい。途中清酒を注いでから、火が入れられた。固形燃料のみでできるのだから、たいした物である。

　お酒も次々提供され、大半の参加者はよい気分を通り越している。その後ご飯も炊きあがりさめないうちにおなかに納め、悪酔いしないようにした(私だけの決意かもしれない)。頃合いを見て、おすまし香の物も提供される。なかなかおいしい、ちょうどよいタイミング？

　調理人の方々が、ステージに何か準備し始める。いよいよ解体ショウのようである。その日により違うが、大きな魚を見ている場で裁き提供される。本日もあるらしい。今日はスズキのカルパッチョ。切り分け次第参加者に配布される。時により違うが、刺身・たたき・寿司の形で提供される、最近はイタリアンも多いらしい。

　その後、生演奏・誕生日(その月の参加者には清龍の升が進呈され、消化される。５月は私も誕生月、恩恵をうけた)のパーティーなど、大宴会の場所となる。この演出にもなれたが、静かに酒をたしなみたいという方には多少迷惑かもしれないが、ほとんどの参加者がお酒の力もあり笑顔。楽しんでいた。