cafe de sou-ryu

ほっと一息
ちょっと休憩しませんか?

天の川こえて

2010年07月07日 21時18分55秒 | to you


こんばんは。
本日の京都は、午前中暑いくらい晴れていたのですが、
午後から一時的なゲリラ雷雨に!
そのおかげで気温は随分下がりましたが、
雷が鳴る中、PCに向かって仕事をしていると
どうも気が気でありません…^^;


みなさまのお住まいの地域の雨はいかがですか?
先日まで南九州の方は強い雨が降り続いたようですね。
雨による被害に遭われた方も多いのでしょうか。
お見舞い申し上げます。
また昨日は九州だけでなく、都心部でも強い雨が降ったとか…。
どうぞみなさまお住まいの地域の被害が、大きくありませんように。



本日はお話に入る前に、まずはお礼を^^
久しぶりの記事UPだった前回、明るいお話とはなりませんでしたが、
たくさんの温かいお言葉やメッセージ、またご自身のブログでの
心強いエールを頂き、本当にありがとうございました。
まだまだ知人の容体も安心できる状態とは言い難く、
私も願う事しかできませんが、気持ちが何らかの作用を招く事を
祈り続けたいと思います!
みなさまに、宗流からの感謝の気持ちが少しでも届きますように^^
ありがとうございました。



さて。本日は季節のお話とまいりましょうか。
今日は7月7日。七夕さまの日ですね^^
最近は枝笹に飾りや短冊を掛けたものを目にする機会も減りましたが
みなさまのお家ではいかがでしょうか?
お子様がおられるご家庭だと、飾ってらっしゃるかもしれませんね。


離ればなれの牽牛、織女が一年に一度の逢瀬を果たす事ができるこの日。
今日は天の川を渡り、牽牛は織女の許を訪れることはできたのでしょうか…。
二人の逢瀬の時間を尋ねるなんて野暮な事とは思いますが、
今日の雨を避けて、二人が出会えているといいですね^^
この日、残念ながら七夕に降る雨は「催涙雨(さいるいう)」と呼ばれ、
思いが叶わぬ牽牛が流す涙だと言われています。
今日のゲリラ雷雨がそうでなければいいのに。
今は晴れた京都の夜空。ちょうどこの街の真上だと、
雨に阻まれることもないのでしょうけれどね。


でも…こんなに毎年毎年、ただ一日を待ちわびて過ごすなんて
愛し合う二人には酷な事だと思いませんか?
宗流なら、一度再会できたその日に牽牛を誘拐して逃亡します。
たとえ天帝の怒りを買ったとしても、ね。
いずれ何らかの形で訪れる困難なら、離ればなれに過ごすより、
共に過ごす困難を選びたい、そう思う宗流です^^



漆黒の夜空に咲く束の間の華、星。
星って不思議なものです。
頭上に輝く星たちは、たとえ小さな小さな星であっても
その年齢は私たちを遥かにしのぎます。
また太陽の光に照らされて得られたその星の煌めきは、
何光年も宇宙を旅して、ようやく地上の私達の目に映るのです。
いま夜空を見上げ、キラリ☆と感じたその小さな瞬きも
気の遠くなるような年月の宇宙旅行を経た光だと思うと
一瞬と悠久の時の長さは紙一重、そんな気もしてきます。


星そのものは、もしかしたら宇宙の成り立ちを解明するような
ものすごく重要な手掛かりをそこに抱いていたとしても
光に照らされない間は、発光しない大きな球体の土台。
それが太陽の光を受けて、きらきらと瞬く。
そしてそんな多くの星々が集まって銀河を形成しています。

星の一つひとつは人に似ている、私はそんな風に思います。
様々な可能性を秘めた土台は、何かきっかけを見つける事で輝き、
また数多の同じものが寄り添い合うさまは
天上から見れば人々の群れが天の川のように見えるのかも。


そう思うと、一つの星がどれほど大きく、強い光を放っていたとしても
夜空にたった一つぽつんと浮かんでいる様子には
これほど興味や感慨、美しさも覚えないのかもしれません。
人だってそう。
もしも初めから対象がたった一人しかいなかったとしたら、
どれほど深く相手について想いを馳せる事ができるのか謎です。
それに…
たくさんの人がいたとしても、自分にとってのベガやアルタイルは、
誰しもちゃんと見つける事ができますものね。


今日はみなさま、どんなお願い事をされるのでしょうか。
みなさまのその祈りが、今宵天へと届きますように…♪




宗流