こんばんは。
本日の京都は日中とてもいいお天気で
暖かな春を満喫できました♪
でも…明日一日置いたのち、またお天気は下り坂のよう。
今日のぽかぽか陽気は思惑通りに続かないみたいです。
さて。
先週もお送りし、ちょっと気を良くしたため(?)
勢い余って今週もお送りする「my favorite」シリーズ。
今夜は第13回目。本日はちょっと賑やかにまいりましょう!
本日ご紹介させて頂くのは、これまでこちらで取り上げました
シンガーやソロプレイヤーから少し趣を変え、
スイング・ジャズをご紹介いたします。
このスイング・ジャズを表す有名どころと言えば
デューク・エリントン楽団、カウント・ベイシー楽団、
ベニー・グッドマン楽団…とたくさんあります。
本日はその中で宗流の独断と偏見により、
大好きなグレン・ミラー楽団をご紹介します。
ニューオリンズを発祥とした音楽が、ソロ演奏から小人数編成の
バンド形態へと、時代と共に姿を変えたのち1930~40年代にかけ
更にその規模は拡大され、ビッグバンド形式の音楽が生まれました。
swing(揺れる)。
そのビッグバンドの形式は、スイング・ジャズと呼ばれ
揺れる=踊るための音楽として当時の人気を博しました。
聴く役割だけに留まらずダンスミュージックとしても
1つの役割を果たしたスイング・ジャズ。
だからでしょうか、様々な楽器が複合して奏でられるリズムには
心浮き立つようなテンポの良さが感じられます。
ソロの演奏に感じる鬼気迫るような迫力と比べ、
大衆的といった感はありますが、それぞれの音が重なる華やかさは
ビッグバンドならではという、また違う良さが楽しめます。
それは無言のはずの音が、言葉のようにお喋りなものに聴こえそうです。
…ちょっとイメージは違うかもしれませんが、
今で言うと「スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)」のような
ノリでしょうか。スカパラを聴くと、宗流は同じような感覚になります♪
言ってみればSKA(スカ)にもジャズの影響があるようですしね。
さて。
お話をもとに戻し、グレン・ミラーオーケストラですが、
この楽団は名前の通り、「グレン・ミラー」という
ドイツ系アメリカ人のトロンボーン奏者がもとになっています。
当人は40代という若さで、戦時中の慰問演奏の際の飛行機事故で亡くなったのですが、
その後も彼の遺した音楽は、何代ものバンドリーダーを迎え
今も多くの人々の耳にグレン・ミラーサウンドを届け続けています。
少し前、邦画で「スィングガールズ」ってありましたよね。
あの劇中でも、グレンミラーオーケストラでお馴染みの名曲
「IN THE MOOD」や「MOONLIGHT SERENADE」が演奏されています。
また同じくたまたま上野樹里つながりなのですが、
「のだめカンタービレ」で流れるガーシュウィン作「RHAPSODY IN BLUE」が
本日の画像「COLEZO!」に収録されています。
他にもこのアルバムの中の曲たちはCM等で時折耳にします。
そう思うと、いい音楽って色んな場面で使われてるとホントに感じます。
ちなみに。
宗流が初めてジャズの音楽に触れたのは、
この「グレン・ミラー オーケストラ」でした。
全くジャズに興味のなかった10代の頃、何となく耳にした
「IN THE MOOD」に興味を惹かれ、今に至っています。
だからでしょうか、数多いグレン・ミラーの音楽の中でも
「IN THE MOOD」を聴くと初恋を思い出すような気持ちになります。
とはいえ…実際には、その後この曲にまつわる幾つかのエピソードは
初恋のような爽やかさというより、もっとリアルなものですが
それはまた別のお話の際に…^^;
人生は音楽のように、そしてカクテルのように…
宗流は最近それをよく思います。
ソロ演奏あり、セッションあり、
また様々な音が混じり合うオーケストラのような場合もあり。
そしてビ・バップやアドリブのように、変化を求めたくなる時もある。
しっとりと、賑やかに、刺激的に、その時々の時代を経て
ころころと変わる人の心と取り巻く状況。
そんな変化とともに増えてゆく音楽の記憶の数々。
それは自分という一つのグラスに注がれる
それぞれ味の違うアルコールとも似ている気がします。
それはシェイカーで一つの飲み物となる場合もあれば
比重の違うリキュールを重ねるプースカフェのように、
静かに層を成している場合もあるのかもしれません。
それを眺めた末に、ステアして飲み干すか、
それとも一つずつの層に細いストローを挿すかは
人それぞれの愉しみ方、振り返り方…でしょうけどね。
それではみなさま、来週も頑張ってまいりましょう!
宗流
和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp
本日の京都は日中とてもいいお天気で
暖かな春を満喫できました♪
でも…明日一日置いたのち、またお天気は下り坂のよう。
今日のぽかぽか陽気は思惑通りに続かないみたいです。
さて。
先週もお送りし、ちょっと気を良くしたため(?)
勢い余って今週もお送りする「my favorite」シリーズ。
今夜は第13回目。本日はちょっと賑やかにまいりましょう!
本日ご紹介させて頂くのは、これまでこちらで取り上げました
シンガーやソロプレイヤーから少し趣を変え、
スイング・ジャズをご紹介いたします。
このスイング・ジャズを表す有名どころと言えば
デューク・エリントン楽団、カウント・ベイシー楽団、
ベニー・グッドマン楽団…とたくさんあります。
本日はその中で宗流の独断と偏見により、
大好きなグレン・ミラー楽団をご紹介します。
ニューオリンズを発祥とした音楽が、ソロ演奏から小人数編成の
バンド形態へと、時代と共に姿を変えたのち1930~40年代にかけ
更にその規模は拡大され、ビッグバンド形式の音楽が生まれました。
swing(揺れる)。
そのビッグバンドの形式は、スイング・ジャズと呼ばれ
揺れる=踊るための音楽として当時の人気を博しました。
聴く役割だけに留まらずダンスミュージックとしても
1つの役割を果たしたスイング・ジャズ。
だからでしょうか、様々な楽器が複合して奏でられるリズムには
心浮き立つようなテンポの良さが感じられます。
ソロの演奏に感じる鬼気迫るような迫力と比べ、
大衆的といった感はありますが、それぞれの音が重なる華やかさは
ビッグバンドならではという、また違う良さが楽しめます。
それは無言のはずの音が、言葉のようにお喋りなものに聴こえそうです。
…ちょっとイメージは違うかもしれませんが、
今で言うと「スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)」のような
ノリでしょうか。スカパラを聴くと、宗流は同じような感覚になります♪
言ってみればSKA(スカ)にもジャズの影響があるようですしね。
さて。
お話をもとに戻し、グレン・ミラーオーケストラですが、
この楽団は名前の通り、「グレン・ミラー」という
ドイツ系アメリカ人のトロンボーン奏者がもとになっています。
当人は40代という若さで、戦時中の慰問演奏の際の飛行機事故で亡くなったのですが、
その後も彼の遺した音楽は、何代ものバンドリーダーを迎え
今も多くの人々の耳にグレン・ミラーサウンドを届け続けています。
少し前、邦画で「スィングガールズ」ってありましたよね。
あの劇中でも、グレンミラーオーケストラでお馴染みの名曲
「IN THE MOOD」や「MOONLIGHT SERENADE」が演奏されています。
また同じくたまたま上野樹里つながりなのですが、
「のだめカンタービレ」で流れるガーシュウィン作「RHAPSODY IN BLUE」が
本日の画像「COLEZO!」に収録されています。
他にもこのアルバムの中の曲たちはCM等で時折耳にします。
そう思うと、いい音楽って色んな場面で使われてるとホントに感じます。
ちなみに。
宗流が初めてジャズの音楽に触れたのは、
この「グレン・ミラー オーケストラ」でした。
全くジャズに興味のなかった10代の頃、何となく耳にした
「IN THE MOOD」に興味を惹かれ、今に至っています。
だからでしょうか、数多いグレン・ミラーの音楽の中でも
「IN THE MOOD」を聴くと初恋を思い出すような気持ちになります。
とはいえ…実際には、その後この曲にまつわる幾つかのエピソードは
初恋のような爽やかさというより、もっとリアルなものですが
それはまた別のお話の際に…^^;
人生は音楽のように、そしてカクテルのように…
宗流は最近それをよく思います。
ソロ演奏あり、セッションあり、
また様々な音が混じり合うオーケストラのような場合もあり。
そしてビ・バップやアドリブのように、変化を求めたくなる時もある。
しっとりと、賑やかに、刺激的に、その時々の時代を経て
ころころと変わる人の心と取り巻く状況。
そんな変化とともに増えてゆく音楽の記憶の数々。
それは自分という一つのグラスに注がれる
それぞれ味の違うアルコールとも似ている気がします。
それはシェイカーで一つの飲み物となる場合もあれば
比重の違うリキュールを重ねるプースカフェのように、
静かに層を成している場合もあるのかもしれません。
それを眺めた末に、ステアして飲み干すか、
それとも一つずつの層に細いストローを挿すかは
人それぞれの愉しみ方、振り返り方…でしょうけどね。
それではみなさま、来週も頑張ってまいりましょう!
宗流
和装小物 宗流
http://www.sou-ryu.jp