皆様、こんにちは。ジョニーです。
SOUKIのレッスンに通わせてもらって、
早いもので1年以上になります。
初めてのレッスン~だったのか
はっきりとは覚えていないのですが、
記憶に残っている課題があります。
「仮面を付ける」
というものです。
喜怒哀楽の仮面を次々に付け替え表現を磨く。
今思い返すと、よくぞ心折れずに続けられたな、
と自分を労りたくなります。
私は表情を作るのが昔から苦手です。
中学生の頃演劇部にいたのですが、
稽古を中断し、どうしたら私に表情を作らせることが出来るか、
と部員全員の会議になったこともあったほど。
私はほぼ生まれつきで目が見えないので、
例えば「泣きそうな顔」と言われた場合、
「顔がくしゃっとなる」とか「唇を引き結ぶ」
というような言葉の表現で理解しているだけで、
実際の形はパッと浮かびません。
だから表情を作る指示が出ると、
まず困惑していました。
そうしたら、ある時母に言われたのです。
「あなたは怒っている時、本当に怖い顔をしている」と。
以来、表情のことを指摘された際は
感情を作ることで何とか対処してきました。
しかし、SOUKIで仮面のレッスンを受けた時感じたのは
「このやり方じゃ間に合わない!!」
感情を作ること、分かりやすく身体全体を使うこと、
それをカウントに合わせて切り替えること…。
意識しなければいけないことが山ほどあって、
時間も足りなければ脳の容量も足りませんでした。
けれど、ここで音を上げてはいられない。
そう思えたのも事実です。
先日のレッスンではショートストーリーを作りましたが、
やはり表情について指摘をもらいました。
1年経った今も出来ていないのか、
と当時の私が聞いたらがっかりするかも知れません。
改めて、表情を操れるようになろう、
と目標を立てた、前回のレッスンでした。
ジョニー(関場理生)