出会いは、遡ること・・・・・・むか~し昔。
パントマイムが縁をつないでくれました。
その人の名は、
「高田 裕美」さん
お仕事は、フォントデザイナー。
とってもチャーミングな頑固者です。(笑)
今「ユニバーサル」って言葉をそこらじゅうで聞きます。
soukiも、昨年度は、文化庁による、「ユニバーサル事業公演」に参加し、
日本全国の学校を回りました。
高田さんは、ユニバーサルデザインという言葉が、
一般的に浸透していない頃から、
ユニバーサルデザインフォントに尽力されてきた方です。
老眼進んで、特に数字に悪戦苦闘する私には、救世主なフォント♪
一緒にご飯行けば、「このメニューの文字、私が作ったフォント♪」
家電の取説開けば、高田さんのフォント、
携帯出せば高田さんのフォント(まだ表示が荒かった時代、実はiモードのメニューの文字も!)
多分、皆さんも知らず知らずに、高田さんに囲まれて生活している!
高田さんのフォントは、
読み書きがしづらい障害に、とても効果があるらしく、
教科書や本の文字をうまく読めず、いつも途中で諦めていた子が、
高田さんのフォントに変えた途端、
『読める! おれ、バカじゃなかったんだ!』
と笑顔になったそうです♪
読みづらい子達に、このフォントの教材を届けよう!
と、さらに精力的に活動。
アイデアも尽きない。
「書き順も学べる、アニメーションのフォントに、音が鳴ったら、
子供達ももっと楽しく学べると思うんだよね。」
と、気軽に言われ、
私も、良いね~!と気軽に、soukiで音響をしてくれている、畑圭さんにパス♪
楽しい効果音だけでは済まされず、
色んな特性の障害の子達にも受入れられるよう、
専門家の先生達と時間をかけて作り上げたようです( *´艸`)うふふ
そんな、高田さんのフォント開発が、本になりました!
https://bookpub.jiji.com/smp/book/b622426.html
話は美大の文字デザインの頃から始まるので、
フォントの歴史書(笑)として、読むも良し!
モノづくりの開発奮闘ドキュメンタリーとして読むも良し!
もちろん、ユニバーサルや、発達障害に関心持って読むも良し!
不満に思っていた文字の不思議とかも、
丁寧に解説されているので、楽しく読めます!
孤軍奮闘、がむしゃらな高田さんに、
さらに熱意すごい登場人物達。
途中、ホロりときます。
興味ある方は、
Eテレや、ラジオでも紹介されているので、覗いて見て下さい♪
◇◆高田さんは、後編8日の番組内「つなぎびと」のコーナーです、
ハートネットTV フクチッチ
https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/
[放送]
前編:5月1日(月)夜8:00
後編:5月8日(月)夜8:00
[再放送]
前編:5月13日(土)午後2:00
後編:5月13日(土)午後2:29
◇◆松任谷正隆のラジオ「もっと変なこと聞いてもいいですか?」
高田さんは大学生のときにママコ先生から習ってたのが3年間、
その後、ママコ先生のお弟子さんのひとり、ひらがさんの教室に半年。
しばらく仕事が忙しくてマイムから離れてたけど、
健康のためにもう一度マイムをやりたくなって、
教え方が合うと思ったのがSOUKIだったそうです。
後から江ノ上さんがママコさんのお弟子さんだって知ったそうです。
SOUKI でお世話になったのは1年半。
*横浜:福祉子どもみらい局青少年センター公演
途中で息子を妊娠しちゃってお腹が大きくなったから辞めたのです。
その後はSOUKI が田原町に移転したので、
田原町でのレッスンは息子と1回、親子で参加しました。
江ノ上さんから「そこの妊婦!飛び跳ねるなっ!」と
注意されてたのを覚えてるそうです。(笑)
マイムのおかげで安産だったけどね。とも言ってました(^^)
*全労済ホールスペース・ゼロ公演
中里綾子