先日、私のパントマイムに台詞が付きました!
とても短いのですが。
「あ」「い」「え」「お」
の四つだけです。
今までのレッスンの中でも、
台詞を考えるようアドバイスはありました。
但し、台詞を言うのは心の中のこと。
パントマイムで喋るということは基本的にはありません。
しかし、私のもらった四つの台詞は心中で思うものとはちょっと違います。
ではどんな意味があるのか。
それは、口を動かすための台詞です。
前回のブログで、私は表情を作るのが苦手だ、と書きました。
それを読んだ先生が提案してくれたのが、口を動かす、
ということなのです。
例えば、物を押しても動かない、というマイム。
それをしながら、今までの私は心の中で何と言おうか、台詞を作っていました。
しかしそれでは表情まで反映できない…。
ということで、この日は口で「あ」と言いながら物を押します。
逆方向に押す時は「い」。
次は「え」と口を動かしながら。
これで表情はどのくらい動いているんだろ
う、とそんなに確信も無く演じていたのですが、
ふと見ている側から声が聞こえました。
私の動きに合わせて「ああー…!」と声が聞こえたのです。
まさに、私の口は「あ」の形でした。
感情の共感。表情から状況を想像させる。
この時「表情があるってこういうことか!」
と深く納得できました!
次なる課題は、作った表情を戻す、ということ。
「そんなこと?」と自分でも思うのですが、
私は全体的に、筋肉を早く動かす、一瞬で力を入れる・抜く、
というコントロールが致命的に下手です。
しかも顔の筋肉は特に動かしなれていないというか……。
また1歩ずつ、技術を磨いて行きたいです!
ジョニー(関場理生)