電車に向かった先は
TOHOシネマズシャンテ
そう
久しぶりの映画館っす
最近はネットやDVDでみる事が多いんだけど
この映画は映画館で見たかったんだよね
「生きる-LIVING-」
黒澤監督の「生きる」のリメイク版です
「生きる」は何度も見たお気に入りの映画で
志村喬さんの演技も鮮明に記憶に残ってる
今回のイギリス版の「生きる」も
黒澤映画とは一味違った良さがありましたね
特に脚本が良かった(^^)
ストーリー展開がちょっと入れ替わってて
こんな見せ方もあるんだ♫
って感じられました
でも
陰影って言えばいいのかな
感情をより趣のあるものとして表現するには
この「陰影」がとても大事な要素だと思うんだけ
今回のリメイク版にはこの陰影は感じなかった
決して良い悪いじゃなくて
表現の違いだと思う
文化の違いではないかな
レンブラントは「光と影の画家」って呼ばれてるからね
これは先日BSプレミアムで放送された「犬神家の一族」でも
感じたんだよ
現在作られた「犬神家の一族」と
1976年の映画との違いでも
この「陰影」の有る無しが印象に残ったのさ
その時代による表現方法の違いなのか
それとも以前のものとは違った表現を模索したのか
はたまた機材的なクオリティが上がっているせいなのか
わからないけど
まぁ、俺の個人的な好き嫌いで言えば
「陰影」が表現方法の中に取り入れられている方が
やはり好きですね
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一