スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

「銀河鉄道の夜 Gray ticket, Green ticket」ご来場ありがとうございました。

「陰影」が表現方法の中に取り入れられている方が好きですね

2023-05-15 19:25:25 | SOUKI

電車に向かった先は

TOHOシネマズシャンテ

そう

 

久しぶりの映画館っす

 

最近はネットやDVDでみる事が多いんだけど

 

この映画は映画館で見たかったんだよね

 

「生きる-LIVING-」

黒澤監督の「生きる」のリメイク版です

 

「生きる」は何度も見たお気に入りの映画で

 

志村喬さんの演技も鮮明に記憶に残ってる

 

 

今回のイギリス版の「生きる」も

 

黒澤映画とは一味違った良さがありましたね

 

特に脚本が良かった(^^)

 

ストーリー展開がちょっと入れ替わってて

 

こんな見せ方もあるんだ♫

 

って感じられました

 

 

でも

 

陰影って言えばいいのかな

 

感情をより趣のあるものとして表現するには

 

この「陰影」がとても大事な要素だと思うんだけ

 

 

今回のリメイク版にはこの陰影は感じなかった

 

決して良い悪いじゃなくて

 

表現の違いだと思う

 

文化の違いではないかな

 

レンブラントは「光と影の画家」って呼ばれてるからね

 

 

これは先日BSプレミアムで放送された「犬神家の一族」でも

 

感じたんだよ

 

現在作られた「犬神家の一族」と

 

1976年の映画との違いでも

 

この「陰影」の有る無しが印象に残ったのさ

 

 

その時代による表現方法の違いなのか

 

それとも以前のものとは違った表現を模索したのか

 

はたまた機材的なクオリティが上がっているせいなのか

 

わからないけど

 

 

まぁ、俺の個人的な好き嫌いで言えば

 

「陰影」が表現方法の中に取り入れられている方が

 

やはり好きですね

 

スーパーパントマイムシアターSOUKI

江ノ上陽一