前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

TOJ観戦 選手の勇姿を目の当たりに・・・

2013年05月23日 | Weblog
TOJ、観戦するにはとってもいいレース。
そう、日本の実業団でさえ、重きをおいている大切なレース。
そして私たちホビーレーサーはプロの自転車選手が走る勇姿をしっかりと近くで見れる絶好のレースと言っても
過言ではない。

そんなレースを、スタート近辺で私は今回位置取りし、見れたことは嬉しかったね。

しかもこの日、昼頃から雨予報が出ていた。
幸い、国際クリテのレース開催のときは降ってはいなかった。

そして選手は一斉にスタートしていった。










後方で並んでいた人たちもまだまだこのときは落ち着いて前を見、ゆっくりとスタートしていく。








1周約2.65kmのコースを10周回。実業団にとってはとても短い距離のレースとなる。
そのため、なかなか逃げは決まらない。

しかし、選手は一瞬にして通り過ぎる。
つまり、平均時速は半端じゃないってこと。驚

1列棒状に並び、凄く綺麗に走り去る。








次の周回、SHIMANOの選手が1人逃げを試みる。
先頭は日本ナショナルチームの選手。そのすぐ後ろにSHIMANOの選手。
しかし、こういった平坦のコース、そして距離の短いレースとなれば、アタックをかけたとしてもすぐに集団に
追いつかれることが多く、なかなか逃げを容認してくれない。

そんなレース展開も生で見れるのが嬉しい。
いつもはテレビでレース中継の映像を見ながら楽しんでいる私。自転車は見るのも乗るのも大好き。
有力な選手ほど、逃げのアタックをかけたとしても逃げを容認してくれず、すぐに吸収されたりする。
独走力のある選手ほど、逃げはなかなか許してくれないというもの。
ま、色んなレースを見ていたらそんなこと、あんなことも色々わかってくるよ。
特に海外のレースなんかだと、選手の特性や応援する人を決めると、面白くなってくる。

日本ではSHIMANOを勿論私は応援する。









私の前を通り過ぎたあとも、ズラーッと選手が並んで走る。
これも凄い勢いなんだよ。

通り過ぎるとき、皆の車輪の音がシャーッと一気に流れるかのような凄い音がする。








レースが中盤に入り、選手が通り過ぎて次の周回を廻ってくる間、私はふと前を見た。
すると、先ほど逢った栗村さんが何やら携帯を片手に立っていた。笑

解説で馴染みの深い栗村さんも、こうして見ると普通の人・・・だね。笑
ちなみに栗村さんも私と同い年。
よけいに親近感がわく。喜






やがて後半戦に入り、ランプレが逃げに入ってその集団をコントロールしていた。
そう、ついに逃げが決まっていたのだ。

この行動は、アシストが前を引っ張り、エースの体力を温存させながら、ゴールスプリントを狙うという現われだ。
先頭をひいている人は集団をコントロールしている証拠。勿論この逃げの集団を走る選手も順番に先頭交代を
する。これはレース展開で狙う人の常識の行動。
レース展開によっては、アシストが前をひかず、他の選手の後ろばかり走る人もいる。これもれっきとした仕事を
していることになるときも・・・
自転車レースをよく見ている人は分かるだろうけれど、あまり見てない人はちょっとこの表現は難しいかな。汗









何秒かあいて、プロトン(メイン集団のこと)が、ザーッと凄い勢いで走っていく。
ほんと、凄い勢いで・・
勿論逃げにのってる人も全力で走っている。









又逃げにのっている人が次の周回へとさしかかる。

おっと、SHIMANOの選手は畑中さんだ~~~

凄いよね。トッププロのランプレ、そしてコンチネンタルプロロード選手と互角に走れるんだもん。驚
まあ、SHIMANOに入れるという時点で凄い力の持ち主の選手ってわけだけど・・・・
現SHIMANOのキャプテンの畑中さん。とっても気さくでいい人で、話やすい人だよ。








後続集団も最後まで逃げは容認しない!といわんばかりに凄い勢いで徐々に距離を縮めていく。






次の周回には、ランプレの選手が集団の前方へと出てきていた。
これは、完全に集団をコントロールし、最後にエースの落車を避けるための行動。
どうしても集団で走っていると、落車のリスクが大きくなる。その危険回避のため、レース後半にさしかかると、
落車のリスクを低くするため、少しでも前の方を位置取りする動きが活発化するのだ。

この時点で明らかにランプレは優勝を狙って行動していることがよく分かる。









最後の周回、ここで最終アタックで逃げを試みたのは畑中さんだった。
逃げの集団の中から果敢にもアタックをし、再度突き放そうとしたのだ。驚









しかし、後続集団のプロトンをコントロールしていたランプレがその逃げを許すはずもなく、猛烈な勢いで
畑中さんを吸収・・・

そのままランプレは最終周回で一番先にゴールしたのだった。

アシスト役に回っていた選手も後ろで同時に手を上げて喜んでいた。








おっと、クリテのレースを終えたSHIMANOの選手がゆっくりと走って来た。
多分この人は今年加入の安田さん?
みるからに若いよね~~~ いいよね~~~
という発言は自分が年いった証拠?苦笑









そしてレース終了後と同時ぐらいに丁度雨が降りだしたのだった。
ポツポツポツ・・・ワッ!降ってきた・・・泣

そしてここからはしばらくずっと降ってたね。汗


私は早めに持ってきていた昼ごはんを済ませ、又散策することに・・・・

そして昼からは本当のTOJ堺第一ステージである個人TTが開催されるのだった。

大仙公園の周りをグルッと1周、廻るのだ。しかも全力疾走で・・・・・









1人ずつ、等間隔に時間を空けてスタートしていく。

この頃にはもうすっかり路面はベタベタ状態。汗
雨ならスリップしやすいという難しいコースになる。






おっと、畑中さんが出走していった。
頑張れ~~~







そして無事走り終え、まだ息を荒くした畑中さんが戻って来た。
かなりしんどそうだった。








これ、いい写真撮れたよ~~~

吉田選手。今年SHIMANOに加入した選手。
カメラを移動させながら人にピントを合わせ、シャッターを切る。
すると、周りの景色は当然流れるけれど、人に焦点がきちんと合わさって、このような写真が撮れるのだ。







この写真もそんな感じでうまく撮れたね。
安田さん。(ちょっと遠いけど・・・汗)








そして無事に走り終えた安田さんを再度撮影。









これは恐らく野中さんだと思う。
下向いてメーターを確認して、一瞬で通り過ぎたからはっきりは分からないけれど、身長が大きそうだから
多分野中さんだと思う。








この写真でもかなり雨が降っているのが分かるかな。
結構TTのときはかなりしっかり降っていた。

出来ることなら雨は避けたかっただろう。
TOJの開催のとき、たいてい堺は降らなくて、富士山のヒルクライムで雨が多いというイメージがあった。

今年は堺だけ降りそうだね。後はいい天気っぽいね。







そして高いレベルでのタイムトライアルを制したのは、愛三工業レーシングの西谷さん。
この人も小柄だけど、スプリントやTTは圧倒的な爆発力の持ち主。私が知ってからずっと愛三で走ってる選手。

世界の有力な選手と競い合って、圧倒的な速さでゴールした。
雨のリスクもなんのその!








そして緑のリーダージャージに袖を通し、美濃のステージもこれで走るのだ。
リーダージャージ、総合タイムの一番速い人だけに与えられるジャージで、第二ステージをこのジャージで走る
ことが出来る特典がある。






そして青いジャージ・・・これはポイント賞ジャージといって、この日は第一ステージだったため、ポイント賞
ジャージも西谷さんの手に渡った。
ステージレースでは設置された何箇所かの位置にポイントを設置し、その地点を通過する順位で得点が加算されて
いく。スプリントポイントってやつ。
今回は特にスプリント勝負はなかったけれど、最初のステージということでこれも西谷さんの手に渡ったのだ。

そして花束を持って記念撮影。

私的には海外の選手じゃなくって、表彰台に日本人選手が載ったということだけでも凄いことだと思う。









そしてこのレースには新人賞というものがあり、26歳以下の選手の中で一番タイムの速い選手に贈られるという
もの。
新人賞に輝いた人には白いジャージがプレゼントされる。

この選手も嬉しそうだった。








こうして無事TOJ堺ステージは幕を下ろした。



旦那は法事で、夕方迎えに来てくれることになっていたため、まだ時間が少しあったから私は
自転車博物館に行くことに・・・・

旦那は電話で16時ぐらいになるという。
丁度自転車博物館は16時で閉まる。だからそれまで時間をつぶしておこうと考えた。

又その模様をレポするね。

明日は残業の可能性あり。
あさってからは1泊2日のツーリングで愛知県へ。

ではでは。