旧正月を利用して、こちらの産経旅行の企画で「中国正月アンコールワット旅行・3泊4日」に家内と2人で行ってきました。
世界遺産・アンコールワットの遺跡群・・・なかなかのものでしたよ~。一度は、見ておきたいものです。但し、体力があるうちがお勧めです。アンコールワットで約1.5km四方、アンコールトムで3km四方、この2ヶ所だけ見るにしても、相当歩いたり、登ったりしなければ、なりません。時期も乾季なので、いつもより、尚、暑い。それに、遺跡群は、その2ヶ所だけではなく、点在しているのです。全部、見ようとしたら、数週間は、かかるのでは・・・
泊まったホテルは、Prince D'Angkor 中級のホテルでしたが、遜色はありません。朝食は、バイキング形式ですが、和食までは、用意せれていませんでした。
さて、ツアーの方ですが、ツアーガイドのソクさん28才・・・日本の関西の工場で、3年程働いたことがあるので、流暢な日本語です。冗談も連発でした。自分は、純粋なクメール人の血を引く末裔だとか・・・しかし、日本人と今年結婚するそうです。
ツアーの参加者は、中高年のカップルが3組、若いカップルが3組、子供連れ家族2人、おじさん3人の23人でした。皆さんシンガポールからの参加です。このツアー、シルクエアーで、カンボジアのシムリアップ空港まで向かいます。直行便では無く、一旦、ベトナムのダナン空港経由。そこで、小一時間、停泊し、シムリアップへ・・・約、4時間半の空路です。
とにかく、強行軍で遺跡群、夕日、民族舞踊を見ました。最終日の午前中、琵琶湖の10倍あるというトンレサップ湖の水上生活者を見学に行きましたが、そこまで、小一時間。湖に近づいた20分くらいは、舗装されていない道路・・・ダンシングロードと呼ばれているとおり大揺れの路でした。
バスから見える川沿い、湖沿いの家は、まるで、乞食小屋です。日本のホームレス以下の生活をしている人達で一杯です。この貧民生活状況を見て、かなりカルチャーショックを憶えました。
湖について、屋形船くらいのボートにのって、沖合いに点在する大きないかだお土産店に下ろされます。そこで、湖の魚、漁法、水上生活者の様子などの説明を受けました。
湖の色は、茶色・・・とにかく、汚い感じ・・・というのも、下水道なんてない・・・ここに住んでいる人達は、みな垂れ流しなのです(もちろん旅行者も・・・)
その後、ツアーガイドのソクちゃんの実家(水上生活者では無く、もうすこし街中)へ寄って、その生活振りも説明してもらいました。家屋は、高床式の木造家屋で、雨季の洪水に備えています。ソクちゃんのお父さんは、大工さんで、この辺の家をかなり建てたそうです。たいがいの家の周りには、椰子やマンゴ、ジャックフルーツ、ドラゴンフルーツなどの果樹が植えて有ります。
現在のソクちゃん家は、干物屋さんもやっていて、なまずや雷魚の干物を道端に干してあいましたが・・・ハエと埃で・・・
とにかく、アンコールワット旅行は、埃っぽい・・・主要な道路は、舗装されていますが、でこぼこです。その外側が乾季で草も生えていないのか、赤土が露出して、埃を巻き上げています・・・絶対にマスクが必要です。(我々は、事前準備でマスクを用意していました。)
アンコールワット遺跡群を見学するのに3日間の共通券でUS40ドルします。そうそう、カンボジアの通過は、リエルですが、ここ、シムリアップでは、USドルが共通の通貨で、お釣のセントだけをリエルでもらうような仕組みです。(4000リエルで100円位)
ここアンコールワットを訪れる人は、年間2000万人。シンガポールの観光客が年1000万人・・・それを考えると驚異的な数字です。シムリアップ空港なんて、ジャンボジェットが降りられない、地方空港です。よくこれだけの人数をさばいているものだと思います。そういえば、入国審査で係員がトロクて時間がかかったな~。
遺跡群を見ていて、とにかく観光客が多いのには、驚きました・・・欧米系、アジア系、もりだくさんです。日本人も多いのですが、なんと観光客トップは、韓国人だそうです。直行便があるので、それが寄与しているとの事。
2000万人も観光客があって、入場料が40ドル・・・年間800億円の収入です。この内の7割が、運営利権から、ベトナムに搾取されていると、ソク君は、嘆いていました。
年間、800億円も収入があれば、遺跡群周りのインフラ整備も、日本に任せてくれるなら、数年で終了するとおもうのですが・・・
帰りに空港利用税を一人25ドル払いますが、これも年間にすれば、500億円・・・近いうちに、ジャンボが降りられる空港を作るそうですが・・・遺跡修復や道路交通網の整備、下水道完備などなどインフラ整備にも優先順位を付けて整備していってもらいたいものです。
そうすれば、この地域だけでも、世界遺産の観光資源で豊になれると思うのですが・・・
この遺跡群、約1千年前からのものだそうですが、その頃は、クメール人(カンボジア人)の天下だったそうです。地政学的にこの地域は、タイ人・ベトナム人との戦いの歴史です。ソク君曰く、結局、カンボジア内戦もベトナムとの戦いと言っていました。
旅行って、なかなかいいものです。実際に行って見ると見聞が広がります。
しかし、今回の旅行・・・食事は、一流レストランで取って、堪能しました。衛生状況は、外部に比べていいはずなのに、2人ともかなりの食当りです。かなり、疲れたせいでしょうか・・・
帰路のシムリアップ空港で時間が余って、45分間のフット・ショルダーマッサージを受けました。15ドル・・・その時は、抜群の効き具合で最高でしたが、空路の狭い席で固められて、帰ってきたら、もの凄い、もみ返しです。とくに、背中がひどい・・・
まあ、いろいろな事が有りましたが楽しい旅行でした。
今のシンガの天気は、 これから、会社で旧正月ランチ開催です。
世界遺産・アンコールワットの遺跡群・・・なかなかのものでしたよ~。一度は、見ておきたいものです。但し、体力があるうちがお勧めです。アンコールワットで約1.5km四方、アンコールトムで3km四方、この2ヶ所だけ見るにしても、相当歩いたり、登ったりしなければ、なりません。時期も乾季なので、いつもより、尚、暑い。それに、遺跡群は、その2ヶ所だけではなく、点在しているのです。全部、見ようとしたら、数週間は、かかるのでは・・・
泊まったホテルは、Prince D'Angkor 中級のホテルでしたが、遜色はありません。朝食は、バイキング形式ですが、和食までは、用意せれていませんでした。
さて、ツアーの方ですが、ツアーガイドのソクさん28才・・・日本の関西の工場で、3年程働いたことがあるので、流暢な日本語です。冗談も連発でした。自分は、純粋なクメール人の血を引く末裔だとか・・・しかし、日本人と今年結婚するそうです。
ツアーの参加者は、中高年のカップルが3組、若いカップルが3組、子供連れ家族2人、おじさん3人の23人でした。皆さんシンガポールからの参加です。このツアー、シルクエアーで、カンボジアのシムリアップ空港まで向かいます。直行便では無く、一旦、ベトナムのダナン空港経由。そこで、小一時間、停泊し、シムリアップへ・・・約、4時間半の空路です。
とにかく、強行軍で遺跡群、夕日、民族舞踊を見ました。最終日の午前中、琵琶湖の10倍あるというトンレサップ湖の水上生活者を見学に行きましたが、そこまで、小一時間。湖に近づいた20分くらいは、舗装されていない道路・・・ダンシングロードと呼ばれているとおり大揺れの路でした。
バスから見える川沿い、湖沿いの家は、まるで、乞食小屋です。日本のホームレス以下の生活をしている人達で一杯です。この貧民生活状況を見て、かなりカルチャーショックを憶えました。
湖について、屋形船くらいのボートにのって、沖合いに点在する大きないかだお土産店に下ろされます。そこで、湖の魚、漁法、水上生活者の様子などの説明を受けました。
湖の色は、茶色・・・とにかく、汚い感じ・・・というのも、下水道なんてない・・・ここに住んでいる人達は、みな垂れ流しなのです(もちろん旅行者も・・・)
その後、ツアーガイドのソクちゃんの実家(水上生活者では無く、もうすこし街中)へ寄って、その生活振りも説明してもらいました。家屋は、高床式の木造家屋で、雨季の洪水に備えています。ソクちゃんのお父さんは、大工さんで、この辺の家をかなり建てたそうです。たいがいの家の周りには、椰子やマンゴ、ジャックフルーツ、ドラゴンフルーツなどの果樹が植えて有ります。
現在のソクちゃん家は、干物屋さんもやっていて、なまずや雷魚の干物を道端に干してあいましたが・・・ハエと埃で・・・
とにかく、アンコールワット旅行は、埃っぽい・・・主要な道路は、舗装されていますが、でこぼこです。その外側が乾季で草も生えていないのか、赤土が露出して、埃を巻き上げています・・・絶対にマスクが必要です。(我々は、事前準備でマスクを用意していました。)
アンコールワット遺跡群を見学するのに3日間の共通券でUS40ドルします。そうそう、カンボジアの通過は、リエルですが、ここ、シムリアップでは、USドルが共通の通貨で、お釣のセントだけをリエルでもらうような仕組みです。(4000リエルで100円位)
ここアンコールワットを訪れる人は、年間2000万人。シンガポールの観光客が年1000万人・・・それを考えると驚異的な数字です。シムリアップ空港なんて、ジャンボジェットが降りられない、地方空港です。よくこれだけの人数をさばいているものだと思います。そういえば、入国審査で係員がトロクて時間がかかったな~。
遺跡群を見ていて、とにかく観光客が多いのには、驚きました・・・欧米系、アジア系、もりだくさんです。日本人も多いのですが、なんと観光客トップは、韓国人だそうです。直行便があるので、それが寄与しているとの事。
2000万人も観光客があって、入場料が40ドル・・・年間800億円の収入です。この内の7割が、運営利権から、ベトナムに搾取されていると、ソク君は、嘆いていました。
年間、800億円も収入があれば、遺跡群周りのインフラ整備も、日本に任せてくれるなら、数年で終了するとおもうのですが・・・
帰りに空港利用税を一人25ドル払いますが、これも年間にすれば、500億円・・・近いうちに、ジャンボが降りられる空港を作るそうですが・・・遺跡修復や道路交通網の整備、下水道完備などなどインフラ整備にも優先順位を付けて整備していってもらいたいものです。
そうすれば、この地域だけでも、世界遺産の観光資源で豊になれると思うのですが・・・
この遺跡群、約1千年前からのものだそうですが、その頃は、クメール人(カンボジア人)の天下だったそうです。地政学的にこの地域は、タイ人・ベトナム人との戦いの歴史です。ソク君曰く、結局、カンボジア内戦もベトナムとの戦いと言っていました。
旅行って、なかなかいいものです。実際に行って見ると見聞が広がります。
しかし、今回の旅行・・・食事は、一流レストランで取って、堪能しました。衛生状況は、外部に比べていいはずなのに、2人ともかなりの食当りです。かなり、疲れたせいでしょうか・・・
帰路のシムリアップ空港で時間が余って、45分間のフット・ショルダーマッサージを受けました。15ドル・・・その時は、抜群の効き具合で最高でしたが、空路の狭い席で固められて、帰ってきたら、もの凄い、もみ返しです。とくに、背中がひどい・・・
まあ、いろいろな事が有りましたが楽しい旅行でした。
今のシンガの天気は、 これから、会社で旧正月ランチ開催です。