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今日は「宮崎県防災の日」ということで朝から県下一斉の津波避難訓練。当然ながら参加して避難所まで所要時間を確認した。
数年前、友人が海で遭難し奇跡的に生還したことがあった。これは全国的なニュースにもなったが、助かった理由は事前の訓練のおかげでパニックにならず救命ボートで脱出できたからというものだった。遭難の知らせを受けて発見されるまでの数日間は我々はほとんど絶望視していた。だから全員無事の一報を受けたときは皆跳び上がって喜んだ。
奇跡は起こる。しかしそれは備えをしていたからだったかもしれない。
万事において、事前の備えや努力を惜しまないようにすれば不可能と思えることも可能に少し近づくかもしれない。青臭いかもしれないがその日から本気でそう思うようになった。ちなみにその友人はそれを境に禁煙した。
裏山の避難所に咲いていた薄紫のアザミが風にそよいで可憐だった。
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