絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

東京のFさん ビーナス後ろから

2014-08-13 | 通信指導
東京のFさん ビーナス後ろからのデッサン



前回の自分の反省として、髪の毛が思うように描けないということがありました。
それで、今回は、髪の毛だけを重点的に描いてみたいということで、後ろからにチャレンジしました。

とてもよく描けています。
かなりの力がついてきたと思います。

ただ、それでも、大きな明暗ということができていない部分があります。
まずは、大きく明暗を二つに分ける。その明と暗の境目をよく見る。

大きな対比です。薄めで見て、そのニュアンスがつかめているかが大切です。
それが、できたら、その次に明るい部分の少し暗いところ、暗い部分の更に暗いところを意識するのです。

そうすると、大きく二つに分けた物が、更に分けられて、4段階になったことを意味します。

そして、その次に更にもう一つと分けると、8段階になりますから、ほとんど完成です。
グラデーションでは、10段階に分けよということが課題になりますが、デッサンでは、厳密に10段階ではなく、
8段階できればほとんど良いのではないかと思われます。なぜなら、石膏は白いので、本当の真っ黒はあり得ないからです。


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